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レンドフルール 総評 [レンドフルール]












① シナリオ ☆☆☆

うーん……評価はとても難しい。
地上の民を救う「グラース」と呼ばれる力を送る使命を立派に果たす「レーヌ」となるために生まれた少女が直面する現実の数々は、確かに悲劇と言われれば悲劇なのですが、グラースとは何か、神々とは何か、花紋とは何か、種人、花人……すべてがかなりふんわりしているために、あまり緊張感がありませんでした。

「命の危機」「世界の終わり」そういうものに肉薄すると感じるにはあまりにも彼らをとりまく環境が美しすぎるし、それを憂う言葉も、そのことに対しての決断を迫られる姫に対しての反応も綺麗すぎたような気がします。
「乙女ゲームらしくない」甘くないエンドを山ほどばら撒いておきながら、「非常に乙女ゲームらしい」設定と枠の中で物語が紡がれていくので、若干浮いていたかな?というイメージを持ちました。
かなりこれは個人的な感覚に左右される物語だと思います。

どこまで実情を知り得ない世界の「終焉」、出会ったばかりの騎士の命運、宿命の残酷さを憂うことがプレイヤーに出来るか。

感受性が豊かな方は、おそらくどっぷりつかれると思いますが、私のようにキャラクターを理解するために物語の整合性からどうしてもはいってしまうタイプの方にはあまり向かない物語と言えるでしょう。

しかしながら恋愛の描写はどこか耽美で美しく、狂おしいほどの表現で彩られた忠誠もありましたし、その点はとても楽しみました。

② スチル・ヴィジュアル ☆☆☆☆☆

☆5つじゃ足りないくらい、世界観にぴったりの美しさ。
本当に美しい。
この美しい絵でもっと、人間味のあるドロドロした物語が描かれていたらどれだけ映えるだろう……なんて思いながらプレイしていたのはナイショでございます。
スチルの演出や効果も素敵でしたし美術面に関しては全く文句なし。

③ キャラクター ☆☆☆

地上ソルヴィエルから来た騎士たち4人と宰相1人。
みんなそれぞれに抱えているものや背負っているものが違い、楽しめました。が、少し気になったのはあまり彼らが「地上にいた頃」の生活があまり見えないところ。もうちょっと、その辺りが見えるとキャラクターの人物像がくっきり見えるかなあと思いました。
全体的に、ヒロインも含めてどうしても「舞台上の登場人物」という感じが抜けなかったですね。それもそうで、ネタバレになるからあまり語れないのですが物語の内容、彼らのルートで書かれている彼らの設定を見ると、まあ、しょうがないかなあとも思えてくるのでね……。

個人的には、そんなに心に残ったキャラクターもいなかったかなあ。


④ システム ☆☆

ラヴィールシステムは確かに斬新でした。
生まれた時から桜の樹に縛られている運命を切り開くために、時には心を鬼にして、また時には本音で説得に挑まなければならないところを表現しているのは、なかなかに面白かったですし、第三の選択肢「沈黙(時間切れ)」をうまく利用しなければいけないところも、考え方としてはとても斬新で良かったです。
しかし、あまり変わり映えのしないバッドエンドを、トロフィーコンプのためにはすべて拾わないといけないことを考慮するとプレイヤーにはかなり優しくない設計になっているのは事実だと思います。
また、ものすごく個人的な意見ですが、トロフィーにつけられたコメントに製作者側の「面白いでしょ?」感が全面に出ているところがちょっと興ざめでした。


⑤ 作品の完成度 ☆☆☆

うーん、何をもって完成度というのか……によって、だいぶ評価は変わりそうな本作品。
演出、スチル、音楽、システムなどなど、総合的に見るのであれば間違いなく☆5だと思うけれども、ノベルゲーの骨子ともいえるシナリオとそれに付随してくるキャラクター描写などに焦点を当てれば☆3だと高いかな、と個人的には思ってしまう感じでした。

ですので、客観的にはどうなのかわからないのですが、私個人はこの作品を「面白かったか」と一言きかれたならば、「普通かな」と答えると思うので、とりあえず無難なところで☆3にさせて頂きました。

この作品は採用したシステムがシステムですので、意外とプレイ時間がかかります。
意外とプレイ時間がかかるわりに、読んでいるテキスト分量はおそらくそんなに多くない。
この点が、若干物語が浅く感じる原因だろうと思います。

重厚な物語を作ろうとしているのに、皮肉にもその一端を担うはずであったシステムが大いに邪魔をした感じがありますね。
このシステムで、騎士たちを「パルテダームにこなーい?」的に口説き落とすような物語ならもっと面白かったかもしれません。この「会話システム」と「プレイヤーを悲劇に没入させる」ということの相性は、個人的には悪いような気がしました。

余談ですが。
うまく説明できているかがわかりませんが、ただそれだけの設定でよくこれだけの長さをもたせたな、と思うような話でした。
この感覚は私が「剣が君」をプレイした時と似ているような気がします。
悲恋の描き方やエンドの方向性も近いなあと思ったので、個人的な感覚ですが参考になれば幸いです。






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レンドフルール ルイ・ユベール感想 [レンドフルール]












レンドフルール。
久しぶりに、せっかく攻略サイト様のお世話になったのでトロコンしたかったのですが、どうやらひとつ取り逃している様子。
でももう、この物語を振り返るつもりもないのでここで終了でございます(笑)

レンドフリークスなんてトロフィーいらないもんッ!

とにもかくにも、人を選ぶのは物語性ではない。

システムのしちめんどくささでしょうね。

ラヴィールシステム、いいと思います。
ノベルゲーだからこそ、会話に重点をおくのもわかるし、生まれた時から桜の樹に縛られている運命を切り開くために、時には心を鬼にして、また時には本音をぶっちゃけていかなきゃいけないところを表現しているのは、なかなかに面白かったですし、第三の選択肢「沈黙(時間切れ)」をうまく利用しなければいけないところも、考え方としてはとても斬新で良かった。

しかし、トロコンするまで遊んで欲しい!という意図は全く感じられません。
強制的に選択されるラヴィール、ヒントが限定されているラヴィールなどは、周回プレイを考慮してテキストにすべきだと思うし、あまり変わり映えのしないバッドエンドは、キャラの垣根を超えて統合してもよかったと個人的に思いました。

大層にエンドリストに入れるほどでもないバッドエンドがほとんどなところは正直閉口。
レーヌの行く道は綱渡り、を表現したいのは重々理解しているつもりですし、デッドエンドに抵抗は全くないのですが、あまりにもデッドが「軽く」扱われすぎていて私は……。もうそれならエンドリストに入れないでほしい。

デッドエンドは「ここぞ」という時に入れるからこそ、生きるんだと思うんですけどね、私は……。(orすべてのデッドエンドにおけるキャラクターの死を壮絶に彩ってくれ)

その、どこか「軽い」ノリはトロフィーコメントにも表れていて、私は物語よりもこっちに絶句しました。

申し訳ないけれども、私このチームがこういうことをするんなら、もう二度とこのチームの作品、プレイしないと思うwwww

それくらいトロフィーひとつひとつにつけられたコメントはイラッ☆とさせるものでした。(個人の感覚でしょうけどね)
この物語にどれほどの自信があるのか知りませんけれども、トロフィーコメントからひしひしと感じる「すごいやろ?悲恋やろ?うちの子たち素敵やろ?どうどう?ハマった?ハマったやろ?!」のドヤァ感。

もし目の前に本当にこのトロフィーがあったら。
ひとつずつカオリちゃんよろしく100トンハンマーで打ち砕きたいと思いました、にこ(*´ω`*)

個人的に、あんまりこういう製作者側が「すごいやろ?」感を出すのは好きじゃないんですよね……。まだ、自分の作品をプレイヤーが評価してくれたことを知らせたくて、感想RTしたりふぁぼったり……とかまではわかるんです。私もしがないブロガーですが、感想に嬉しいコメントもらえたら心がふわふわしますし、ましてや作品を作ってる側だったら宣伝もしたいでしょうし……そういうところから作品の輪って広がってくることもあると思うので。

でも、ゲーム内トロフィーでエンドに関して「すべては○○だったということ」とか「○○との世界はこれからも続いていく」みたいな、ちょっとどこか悦入ったコメントを入れるのはいかがなものか。

この物語をどうとらえるかなんてプレイヤーの勝手じゃないですか。
なのに、このキャラに対してはこう思ったでしょ?このエンドに対してはこう思ったんでしょ?と押し付けられる。

レンドフルールという作品自体そんなに面白いなとは思ってなかったけれども、それでもまあ全ルート通るくらいには楽しんでたのですよ。
でも、最後、全部トロフィーコメント見た瞬間。一気に冷めましたね。

まあでも、このトロフィー見た時、物語からもそういうのをひしひしと感じていたので、まあやっぱりな、とも思うんですけどね……。
はあ。

物語関係ないとこでいっぱい書いてしまいました。

えっと……。

シナリオの中身に関しては、乙女ゲーとして見れば可もなく不可もなく、という感じじゃないですかね。何かを切り捨てて、何かを選び取っていく、という感じの悲劇(?)ではありますが、なんか「どうしようどうしよう」言ってる割にふわふわお茶したりデートしたりしてるからぶっちゃけそんな緊張感もないですね。(きっぱり)
ユベールが真相ルートではありますが、もうこれ見ちゃったあとなので4騎士のオハナシ結局なんだったんだ……と思ってしまって客観的に書けてない気がしますね、申し訳ないです。

まあでもしかし台詞の流れや、キャラによっては耽美で美しいシーンもたくさんあったように思います。スチルもめちゃめちゃ綺麗だしね…!!!それが一番の救いですかね。薄葉さんの画集だと思えば、ある程度目を瞑って楽しめる楽しめる。うんうん。
(好き嫌いはあるとは思うのですが)


それでは。
ぐだぐだいってないで、ラスト。
ルイとユベール、ネタバレ感想ですー!





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レンドフルール ギスラン・オルフェ感想 [レンドフルール]




だいぶ飽きてきましたが。
ソフト入れ替えちゃうともうやらなさそうなのでユベールまで頑張ります!!

それでは。
ギスラン、オルフェ。
ネタバレ感想ですー!


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レンドフルール 雑感&レオン感想 [レンドフルール]




華アワセの余韻も冷めやらぬままに、こちらをプレイ中。




レンドフルール 限定版

レンドフルール 限定版

  • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
  • メディア: Video Game




レンドフルール。


全乙女待望いわたD×薄葉さん作品でございますが。

ごめん。
正直、かったるいわあ……!!!!!!!

なにがかったるいって。

ラヴィールシステム。

直訳すると、魅了するシステム……なわけですけど。

全然魅了されない!!(プレイヤーが)

どうやら1人につき10個(!!!)エンドがあるみたいなのですが、このラヴィールシステムがものすごく不親切な仕様になっていて、攻略サイト様のお世話に途中からなっても、周回がむちゃくちゃメンドクサイ。

もう少しどうにかならなかったのでしょうか。

これから対話を挑む相手の情報を集めてから、どの情報を使うかを吟味していざ、説得や応酬に望む、というシステムは面白いと個人的に思います。答え方によってパラメータが変わったり、ヒントを得る人物が変わることで会話の流れも変わるところも楽しい。

でもせめて、強制的にラヴィールが進む部分や、ヒント(なぜここはフランス語じゃないのか)やら使用する情報を勝手に指定されるところくらいは普通の会話にしてほしかった……なぜだどうしてなんだ。

あと、何ゆえプレイヤーが「会話の行方を左右する」システムの最後に、コマンド入力を採択したのか。

……相手にコンボきめてやるのか??ん???

この、ヴィオレットの、いわば「決定的な発言」「決め台詞」も、きっちり選ばせてほしかったですね。
それでこそのravirなんじゃ……。


うーん。
もうこの、ラヴィールシステムがいろいろと惜しすぎて「かったるい」という表現になりましたね。
すみません。


お話に関しても、申し訳ないんだけれどもあまり好みではありませんね。
まだレオンしか攻略してないのでわからないのですが。

こちらに関しても「かったるさ」が残るような……なんだろう、すっごい悪い言い方をすればカウチポテトしながら箱庭の様子を眺める……みたいな……。

あっ……。
さすがに言い方が悪いかもしれない。
でも、シナリオから緊張感があんまり伝わってこなくて……私が汲み取れてないんでしょうけどね……。

たぶんそう感じるのは、私がレーヌ視点で物語を読めてないからだと思います。
よくわからないんですけど、私、この世界のイチ神様、みたいな気分でプレイしてます。
ゲーム中にヒロインから攻略対象へと視点も結構変わりますし、だからそんな気分になるかも。

そのせいもあって、宿命や使命、役割の重さに苦しむ彼らの気持ちにあんまり寄り添えなかったですね。
そもそも、彼らが与えられた試練やすべき選択は別に残酷でもなんでもないかなと思いますね。
ある意味で当たり前のことじゃないかな。
(プレイしてない方にはなんのことやら)


それでは。
とりあえず、ざっくりした感想になりますが。
北国ピヴォワンヌの騎士、レオンネタバレ感想ですー(*´ω`*)







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