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Enkeltbillet(エンケルトビレット)総評 [Enkeltbillet]




Enkeltbillet 限定版

Enkeltbillet 限定版

  • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
  • メディア: Video Game








① シナリオ ☆☆☆☆☆

ダイアローグのみで、ヒロインの成長と攻略対象の中の何かが変化していく様子を表現するセンスの良さに敬意を表してこの評価です。

またヒロインの「英語理解力」を表現する部分と、プレイヤーに「ストーリーを伝える」必要性とのバランスが絶妙でした。ヒロイン美鳥の英語理解力が低いところが面白おかしくコメディに発展する部分があったり、逆に関係性を険悪なものにかえたり……と恋愛模様や人間関係の変化が独特で、非常に新鮮で面白かったです。

「初めての海外旅行」という地味なテーマからは想像もつかないほど、全編がシンデレラストーリー。
個人的には、ディズニー映画のようなときめきに近い感じだなと思いました。
恋愛の過程、描写、気持ちの変化は非常に等身大の女子大生でリアルなのに、結末はものすごく夢があります。
そういった意味ではラストシーン、彼らの恋の成就のさせ方にリアリティはないと言えますが、その分とてもロマンティックに仕上がっていたので、私はとても好みでした。

あと、リアリティの点でいうならば若干、英語が堪能な方には一部英語音声が厳しいかもしれません(笑)しかし、部分的に若干なのでそこまで気になるというほどでもないと思います。


② スチル・ヴィジュアル ☆☆☆☆

スチル云々より、このゲームはものすごくデザインがおしゃれですね。
北欧っぽいデザインが、いろんな部分に散りばめられていて、すごくゲーム全体の雰囲気が素敵でした。お店のロゴから、スキップ画面、またパスポートを模したようなモード選択画面、章切り替え画面など、本当にとっても素敵でした。
OPもとってもおしゃれ。



スチルに関しても、個人的には大満足です。
作品に合っていたし、枚数もあるし、構図なども素敵でした。(若干バストアップスチルが多い気がしますが)

この方の描く「抱きしめる」シーンはすごく優しくて、何度見ても飽きないです。
絵柄の好みはあると思いますが、ヒロインがそこまで美少女!って感じでもないところも個人的にはなんだか好きです。


③ キャラクター ☆☆☆☆☆

高木さんのゲームらしく、ヒロインも攻略対象も、プラスの部分だけを強調していないところがすごく好きです。
「いい人」「優しい人」というだけではなく、きちんと彼らがもつ短所、つまりマイナスの部分がしっかり描かれていて、最終的にはその部分を含めて「もうしょうがないなあ」と愛せるキャラクターたちばかりでした。

トラブルとストレスばかりがたまる日常で時にその感情が爆発してしまう様子や、人生の転機を迎えている攻略対象たちの苛立ち、少しいらいらさせるものの考え方をしてしまうところなど、ヒロインを含め、キャラクターたちがいろんな面を見せてくれます。そういうぎくしゃくした感じをどう修復していくのか、どう関係性をイイものにしていくのか、どうやって絆を深めていくのかというところで、きっちり彼らの腕を見せて頂きました。
さらには、キャラクターによってそれぞれ立ち位置や恋愛のテーマも違うので、周回プレイも全く飽きなかったです。

また、心理描写が一切はいらないタイプのゲームなので、攻略対象から感情をぶつけられたり、一歩引かれたりした時の戸惑いや虚しさ、また逆にヒロインの自己嫌悪などを想像しながらストーリーを進めていくので、読み応えもあり、とても面白かったですね。


④ システム ☆☆☆

ただ、ひとつの難点はフリーズしやすいところです。
セーブはかなりこまめにとった方がいいです。
あとインストールデータをなかなか読み込んでくれなかったり……。
クエストやアルバイトがある分なのか、若干動作が不安定でした。

しかし、一生懸命ゲーム内で働いて買える<携帯アプリ>という名のおまけボイスドラマやスケッチなどは聴きごたえあって素敵でした……!
ゲームにハマればきっと全部聞きたくなること、マチガイナシです!


⑤ 作品の完成度 ☆☆☆☆☆

個人的に今年(2014年)ダントツに面白かったです。
細かいところまで、すごく丁寧にデザインされている作品だなと思いました。

ほんと、なんでVitaで出なかったんだ……!!!!!

それが悔やまれるくらい、すごく面白かったです。

単なる海外旅行での恋愛物語ではありません。
ひとつの「偶然」が波紋を描き、社会を揺るがす大きな「ふたつの流れ」に作用していく様子が、周回するごとに少しずつ明らかになっていきます。
ヒロイン美鳥はきっかけにしかすぎませんが、その中で彼女自身も今まで考えなかったことを考え、感じなかったことを感じるようになります。
個人的には、等身大の日本人、等身大の20歳の姿がそこに描かれていると思いました。

彼女を通して、彼女の目を通して男性たちを見て考えさせられます。

自分はどうなりたいんだろう?
自分はどうしたいんだろう?
自分はどう思うんだろう?

そんなの、日常の中ではそう考えることもありませんよね。
でも、そうした「考える時間」をくれるサントニア旅行は、ある意味で登場人物たちに与えられた「ギフト」だったのかもしれません。

きっかけはものすごく些細なことです。
その連続が、人生を作っていく。
「変わっていく中で、変わらないものがある」
劇中で、ある登場人物が言う言葉です。

彼らの中できっと変わらないもの。
年を重ねていく中で、いつまでも色あせないもの。
それが、この、アーベスタでのひと夏であってほしいと願うあかりなのでした。



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Enkeltbillet(エンケルトビレット)隠しルート感想 [Enkeltbillet]





エンケルトビレット、ほんとのほんとにフルコンプ―!!!
クエストからおまけアプリまで。
一生懸命、アルバイトして頑張りました、美鳥ちゃんエライエライ。

まあほぼドラルで酪農してたんですけど……ww
(だって、カフェは鬼畜だし、ディスプレイは同じもの買う客が10連続きたこともあるし、ムリダヨ!)

いやー、未読シナリオがなくなるまで、遊びつくしました。
久しぶりに通常版を購入したのを後悔したくらいです。

好みは分かれるとは思うのですが、私は、ものすごく面白かったですね!
個人的に、隠しルートに関しては蛇足かなとは思うのですが、まあ、いいかな!
保村さんが乙女ゲームって貴重だし(笑)

うーん、誰が一番萌えたかな……。
みんな好きですね、結構甲乙つけがたいです。

結婚するなら修平かな、付き合うならアレックス。
でも好きな人は恵ちゃんです。

……どういうこと?(笑)


総評については別の記事にするとして。
本日は、公式ページに載っていないけど、プレイすると全然隠れてない隠しキャラ。
そう、彼!

彼ですよ、奥さん!!

ネタバレ感想です☆

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Enkeltbillet(エンケルトビレット) 仲谷恵感想 [Enkeltbillet]

ついに仲谷恵も終わってしまいましたヨー。
寂しいヨー!

あとは隠しルートだけになりましたが、本当にこのゲーム、夢がありますねえ……♪
全ルート、違ったタイプのシンデレラストーリー。
王道だけれど、新しい。
これぞ乙女ゲームだなあと感じております。

ひっさしぶりにここまで、回想したり、スチル見返したりする作品ですね☆

ああ、ほんま。
仲谷ずっるいわー……!


それでは☆
みんな大嫌いで大好きな(?)仲谷恵。
ネタバレ感想です!




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Enkeltbillet(エンケルトビレット)エミル・ハーマン感想 [Enkeltbillet]



あとは仲谷と隠しだけになりましたー!

まってろ、仲谷ィー!

では☆
エミル・ハーマン、ネタバレ感想です!






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Enkeltbillet(エンケルトビレット) 高階修平感想 [Enkeltbillet]





うわーん!!
捨てキャラのないエンケルトビレット、素晴らしい。

高木さんのゲームは、カヌチ→華ヤカとプレイしましたが、個人的に今作品が一番好きですね☆
バランスがいいですね、とっても。
やりこみ度はもちろんカヌチ>華ヤカ>エンケルなのですが……ね。

やっぱり高木さんゲー全部プレイするためにも、私はデスコネの扉をあけるべきですよね……www


それでは。
高階修平ルート、ネタバレ感想です☆


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Enkeltbillet(エンケルトビレット) クリス・アルバート感想 [Enkeltbillet]




最近なんとなーく。
CERO Dのゲームほど表現が直接的でどこか子供っぽく、Bのものの方がよっぽど恋愛過程を丁寧に描いている作品が多い気がするあかりです。

今プレイ中のエンケルトビレットは後者のタイプ。
若いプレイヤーさんにこそプレイしてほしいなと思える内容であると同時に、10代をとっくに過ぎた私のような大人は、若いお嬢さんたちとは違う楽しみ方が出来る作品だったりします。

まだまだいろんな「初めて」が待っている人にはいろんな感情を呼び起こす作品だと思いますが、一方でいろんなことがすでに初めてじゃなくなってしまった大人にも、初心を思い出すというか、また全然違うノスタルジックな気持ちになれるというか……!

そんなこんなで残暑厳しい中、エンケルトビレット(片道切符)でやってきた、涼しげな北欧の地を自転車で駆け巡る今作品で、今年一番乙女ゲームらしい楽しみ方をさせてもらっております♪


それでは。
クリス・アルバート、ネタバレ感想です。





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Enkeltbillet(エンケルトビレット)雑感&アレクサンダー・ニールセン感想 [Enkeltbillet]


Enkeltbillet 限定版

Enkeltbillet 限定版

  • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
  • メディア: Video Game




発売からだいぶ経ってしまいましたが、ようやく手にすることが出来ました!!!

エンケルトビレット。

アレックスルートのみを終えた感想ですが、これはいい。

2014年新作プレイした中で、いまんとこ一番面白いです。
何故かファミ通さんで、しらつゆと同様のシルバーなんですが(笑)
それはおそらくゲーム性に関するものかな?読んでないのでわからないのですが……。

北欧10日間クルージングの旅だったはずなのに。
ヒロイン人生初の海外旅行は、ロストバゲージ、スリ、さらには迷子、挙句の果てには意味も解らずパンクな女の子に連れ去られるというトラブル続きで幕を開けます。
たどり着いた先は、ホテル・リュース。
人っ子一人お客がいないそのホテルにあれよあれよという間に厄介になることになるヒロイン。そんなホテルにとっても、彼女にとっても「非日常の10日間」が、そこに吸い寄せられるようにしてあつまったお客たちや従業員たちに、それぞれが抱えた葛藤や「人生の荷物」にきっかけを与えるというお話です。

正直「英語が話せないヒロイン」というのがこんなにもオイシイとは思いませんでした。
言葉が通じないもどかしさっていうレベルじゃないしね。

「何のために」私は勉強し、短大へ進学し、就職をするのか。
立ち止まって考えることを恐れて、するすると人生を歩んできたヒロインがここにきてようやくその「意味」を見つけるんですね。
北欧、という日本じゃない場所にきて、ようやく自分を構成している常識や知識であったり、当たり前だと感じていた自分自身に疑問を持つんです。

苛立ち、時に八つ当たりし、そして後悔する。
でもそんな嫌な気持ちになるのは、ただひとつの欲求からなんです。

ただ、この人たちを理解したい。
それに尽きるんですよね。
ものすごくこの構図がシンプルなだけに、すっと入ってきました。

「無能な日本人」というように非常に冷たく当たられたりすることの多いヒロインですが(特に仲谷恵)あながち彼らが言ってることも間違いではありません。
マイノリティが海外で平等にその国の人と渡り合っていくには、英語力だけでなく、それなりの精神力が必要とされます。彼らはそんな荒波を乗り越えて、その場所で渡り合っているわけです。

ですから、日本人の攻略対象たちがヒロインに向けて投げる言葉は、海外留学などの経験があるプレイヤーさんにしてみれば、幾度となく現地で自分を詰った言葉に似ているので懐かしさすら覚えるのではないかしら……と思ってみたりもしましたね。

何がいいたいかというと、そういうところも含めてとても感情表現においてリアリティがあるゲームだということですね。
それは恋愛描写にも言えることで「(一部)言葉が通じない相手と育む恋」の進め方はとても丁寧でした。
糖度は高くないかもしれません。

しかし、こういう萌えは久々。
台詞回しもとても素敵です。

若干残念なのは、エンドがノーマルもトゥルーもひとつのルート上にあるので、若干繋がりが微妙なところだったり、クエストで、客なのになぜかパシリ同然の扱いだったり(笑)攻略が簡単すぎて(選択肢2つ)これゲームとしてどうなの???という感じだったり……という部分かな。

あとは、どうしても「英語音声」の部分が苦しいですね。
母国語以外で感情豊かに演じるということがどれほどハードルの高いことか。
学生時代多少英語劇などをかじっていたものですから、その難しさは少しですが理解できます。
もちろん、発音などはおおよそ正しいのでジャパニーズイングリッシュ的でも理解は出来るのですが、意味がわかるだけじゃ気持ちが乗らないなあと実感。

自分も大して英語出来ないのでえらそうなことは言えませんが、ちょっと中途半端かなあと思いましたね。でもメインキャストはやはり知名度とキャラクターとの相性の方に比重を置いて選ばれた方たちなのでしょうし、リアリティとの差で難しいところだなあとは思います。

なので、あの、まるで英語の教科書のセンテンスを追うような読み方になってしまうのは、どうしようもないとは思いますね。
分量は少ない(冒頭のみ)なので全く気にならなくはなるのですが、あれだけしかないからこそ、もうちょっといろいろと試行錯誤してほしかったな、と個人的にはわがままなのを承知で思いましたね。

でもそれを差し引いても、シナリオと、このコンセプトがものすごくおしゃれで素敵です。
どうやらタイトルはデンマーク語なようですので、デンマークがモデルになってるのかな?すごくお店のロゴとかも北欧っぽいですし、ゲームデザインもとても可愛らしくて全体の雰囲気が大好きです(*^^*)


正直、内容はそんなにないんです。
これだけのお話で、よくこんだけもたせたなあと思いました。
でも、ものすごく読ませる力があります。
ちっとも飽きなかった。

わからないことがわかっていく楽しさ。
自分の力で切り開いていくからこその充実感。
そして、何よりも相手の心を動かずのは「理解しようとする気持ち」なんだ。

そのことをものすごく丁寧に描いた作品です。

長いとはいいつつも、周回プレイではイベントごとがつがつ飛ばせますし、その辺りもとても好感触ですね。

……と。
長く語りすぎたな……。

それでは!
アレックスのネタバレ感想でーす♪


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