So-net無料ブログ作成
検索選択

グリザイアの果実 みちる・蒔菜・幸 感想 [グリザイアシリーズ]




では、本日はみちる、蒔菜、幸のターン!
以下、ネタバレ感想ですー!





















★松嶋みちる

女の子に恋しそうになった、うっかり……その②。

こちらは金髪ツインテール引っ張りまわしたくなる可愛さで、それはもう気に入りました♡
可愛いですよね、デートに浮かれて一張羅を買ってくるところとかもほんっとかわいいし、雄二に気に入られようとすることなすことバッレバレで掌で転がされてる感もあって、本当ににやにやさせてもらいました。
中にいるもう一人の方、ちょっと諦観入った感じの少女もとっても好きなんですけどね……!!
声のトーンもすごく変わるし、その変化が鮮やかでホント、お見事だなあと。

こんなにアホ可愛いのに、ルート自体はとても切なくて(というか自らの趣味ど真ん中でもうおかしくなりそうでした)みちるルートは結構おいおい泣いた気がします(笑)

このルートの雄二は基本塩対応でちょっと悲しかったのですが、それもそうですよね。
彼女のルートは彼女自身の力で乗り越えなければならないことがテーマなので、そんな雄二さんもかっこよくて(もうそればっかり)

彼女のお話は、なかなか精神面で複雑ではあるのですが、抱えている苦しみは結構普遍的な内容だったかなと感じましたね。自分がなんのためにここにいるのかなんて考えたらキリがないけれども、それに対して答えろ、と喉元に突き詰められてしまったのがみちるかな、と。

みちるが、内なる殻に閉じこもったまま「アホ可愛いみちる」を演じながら今生をやり過ごそうとしている様はものすごく見ていて苦しかったです。普通、人格はひとつしかないわけですから、自らの失敗は自分が責任を取らなくてはいけない。その代わり、自分が抱いた喜びや幸せも自分だけのものです。
しかし、みちるの中には、もう一人優秀な少女が住んでいました。彼女が修正していく、みちるの失敗や過ち。そうしてみちるが得られたプロセスのわからない「幸せ」や「喜び」。

これほど虚しいことはないですよね。

自分ではない誰かが、自分を幸せにしようとする。でもそれは自分の記憶にはないんですよ。
だからこそ不甲斐ない自分を比べて、「私」がいなくなったほうが「みちる」としては幸せなのかもしれない、という悩みを抱えてしまう。
みちるの部屋で、その苦しみを雄二に打ち明けるシーンも、雄二と恋人ごっこをするシーンも、石を大切にしまっている箱のシーンも、とても可愛らしいのだけれども、きゅっと胸を締め付けられるくらいに切なさが内包されていて、みちるルートはとっても揺さぶられました。

冒頭のキスシーンはものすっごく萌えたのですけどね!!!
切腹と接吻を間違えたのは、素なのか、それとも……。
みちるちゃんの内面を知るまでは、ちょっと甘いシーンになるときゃあきゃあ言って喜んでたんですけど(ふと振り返るとこのルートはとても乙女ゲーム的な遊び方してたな)、彼女が「自分」を繋ぎとめようとする度に雄二に恋人ごっこをせがむみちるちゃんが、なんだかとっても辛くて寂しそうで、涙目になりながらVita越しに眺めておりました……。

猫ニャーが死んでしまうシーンは、ほんとに苦しかったですね。
どうしてだろう、天音ルートの人がばったばった殺されていくあのシーンよりも格段に苦しくて……(笑)
みちるを形成するひとつのピースがひとつひとつぽろぽろとなくなっていく、そしてついには雄二を、自分の生をも手放そうとする彼女は痛々しくて見ていて悲しかった。

個人的に涙腺が壊れてしまったのは、雄二が仕立て上げた「みちるの死」のシーンですね。
あそこの、由美ちゃんの泣きにすべてを持っていかれた気がします。
彼女、ある一定のラインを超えると、ものすごくストレートでピュアな感情をむき出しにして泣いたり怒ったりしますよね。そこが由美子の魅力だというか。
普段から喜怒哀楽を大げさに表現しているみちるこそ、本来は感情を表に出せない性格をしているわけで……女の子はほんとミステリーだな。
話がそれちゃいました。まあ、なかなかな荒療治ではあったけれども、みちるが愛されていることを本人に気づかせるためには、猫ニャーが死んだショックと同等くらいの衝撃を彼女に与える必要があるのは、なんとなくわかる気がしますね。

心臓の持ち主の母親に会いに行くシーンも、泣けましたね。
ちょっとリアリティとしてはアレなところはあるけれども、みちるの中で、「彼女」の存在に折り合いをつけるには、このエピソードは必要だなあと思いました。
しかし、雄二さんは大変だね(笑)2人を相手にしなきゃいけないから……www


★入巣蒔菜

個人的にルートプレイしてて一番楽しかったのは、マキナかもしれません。
(いろんな意味でね)
マキナちゃんもすごくいいキャラしてて好きなのですが、どうしても親子(笑)な感じが抜けませんでしたねww
パパになってほしいとお金で雄二を買ったところから始まっているからかもしれませんが、やっぱりどこか小学生っぽい幼さが絵柄にあるからなのか……www
でも、お話もキャラクターもとても好きです。
恋愛ルートとしてあまり見られなかったのだけれど……。
この子とそういうシーンが年齢制限かかってる方にはあるってことですもんね……?
いやー、想像できないのよさー。
下ネタを最も発言する機会が多い少女のような気がしましたが、声優さんがすごく独特な言い回しをされるというか、演技を聞いててとても面白かったキャラクターでした(^^)


喧嘩を売る相手を完全に間違えてるのに、無謀にも戦おうとするこの二人のルート、あまりにも話が大きすぎてちょっと笑いましたけど、まあいいや。
個人的には榊さんちくらいの方がまだ想像ができるというか、ここまで入巣家を日本の「裏番長」的な設定にしちゃうとねー、なんとなくふわっふわしてしまうといいますか(笑)
でも、グリザイアは全体的にそういうところがある(大げさに風呂敷を広げているところがある)と思ったので、あんまり気にはならなかったかな。

なんとなく、マキナルートが一番、雄二も雄二でやっぱりおかしいんだなというのがわかるところが多くて、そこが好きでしたね。結局彼も、何かのために生きたくてしょうがないんだなというか。マキナに恋をしていく、というよりかは「マキナのパパ」として固執していく様がそこにあるような気がして、若干そういう危うさに萌えるというか(もういいって)

マキナを取り巻く家庭環境は、それはもうヒドイもので何の擁護もできない感じに描かれていたので、雄二が母親に対して引き金を引くシーンは、雄二のCGかっこいいー!くらいの感想しかなかったのですが、あそこからの分岐バッドはなかなかえげつない感じで良かったですね……(笑)

まさか、ゴミ袋と暮らす……(しかもハエが飛んでる音も入ってた)なんて。

ただ、マキナの場合はやはり敵対したものが大きすぎたせいか、バッドにしろハッピーにしろ代償がしっかりあるところはよかったかな。
これでまるっとハッピーなエンド作られても興ざめしちゃうというか。

どちらにせよマキナが雄二の代わりに9029を引き継ぐところとかはちょっと切ないよね。もう一生抜け出せないところに二人が行ってしまった感じがありますからね。

それにしてもマキナの本当のパパは……もうちょっとうまくなんとかできなかったのかしらね……でも往々にしてこういう人っているんだよなあ……。


★小嶺幸

サッちんのルートは正直、冒頭のレンジャーごっこが相当眠かったことをここに書いておきます……(笑)
私、結構このごっこ遊び好きなんだけれど、ちょっと共通ルートの延長で見てるともうほんっと疲れちゃって……www
あとなんだっけ、誤植プレイだったっけ?
あれも斬新で笑いましたw

すべてプレイすると、幸のルートって特殊なんだなあと実感。
最初にやったから全然違和感なかった(むしろ幼馴染ポジジョン最初からひいちまったくらいの気持ちだった)のですが、幸だけは「本当に愛されていた」子なんですね。
すれ違いは確かにあったけれど、彼女だけはとても愛されて育てられた少女だった。
だからこそ、幸が両親の死を自分のせいだと縛って、胸を痛めてここまで過ごしてきた経緯を知れば知るほど、なんというか歯がゆかったです。

幸の過去が出てきた時点で、もう大人な自分としては幸がどれほど愛されているかがわかるじゃないですか。この親の愛情が子供に伝わらないもどかしさもものすごくわかるし、それを子供に理解しろというのが無理なのもわかるんですよ。
こんなすれ違いはとても普遍的なもので、いつかは解消されるもの。
幸の心の拠り所が、仲良しの友達、好きな男子になっていくのなんて、ある意味では成長の証でもありますからね。
彼女の不幸は、あの誕生日にすべての悲劇が重なってしまったこと。
そして、おそらく彼女がとても「いい子」に育てられていたことも皮肉にも災いしたのでしょうね。
いい子だから自分を追い込んでしまう。
思いつめてしまう。
「いい子」でいることの塩梅を学ぶ前に、それを教えてくれるはずの両親を失ってしまった。

この、ある意味どこにでも転がっていそうな境遇でひとり思いつめて、「私がひとりなのは私のせい」と心を凍らせていく女の子の心の移り変わりが妙に丁寧に描かれていて、驚きました。
だからこそ、ああして火をつけてしまったのも、とても解る気がしたんですよね。

まあでも何より驚いたのは、他人の顔色を気にしてずっと「いい子」演じ続けてきた幸が抱える矛盾に気づかせるために、校舎を幸に爆破させてみせる雄二ですよね。

すげえな……!!??

いい子でいるために、その人や自分の大切なものを壊していくことになんの意味があるのか。
ただそれだけを教えるために、ここまでしてくれる男(幼馴染)。
そりゃ、好きになるわな……(笑)
まあ、方法としては現実味あんまりないんですけどね……でも、やっぱかっこよくないですか、風見雄二、最高だと思うんですよね……(ループ)
雄二は、言葉ですべてを語ろうとせず、態度と行動で見せてくれるからたまらない。

そして号泣したのは、幸と母親の病室のシーンからのハッピーエンドですよね。
いやー、泣いたわー。
母親と向き合って、やっぱり家族を愛している気持ちを幸が想起しているシーンからもうなんかだめでしたね。
彼女はただ向き合うのが怖くて怖くて。
でも、ひとりでは無理なことでも、背中を押してくれる人がいれば大丈夫。
閉ざされた扉を開ければ、そこは愛情の詰まった誕生日パーティ会場だった。
あの終わり方は、個人的には今作品の中では一番好みで、ようやく、長い年月を経て氷が解けて時が動き出す感じがなんとも感動的で、素敵だなあといたく気に入ったのでした。



nice!(2)  コメント(2) 

nice! 2

コメント 2

りいど

はじめまして!!いつも読ませていただいてます。
あかりさんはいろいろなジャンルのゲームをなさるので、すごく読んでて楽しいです。
グリザイアの果実とてもおもしろいですよね・・!!
私も大好きな作品の一つです。
特に雄二かっこいいですよね!!イケメンすぎますよね・・・。
みんな過去が重いですが、雄二はそんな皆を見捨てず救ってくれるのでほんとに
イケメンですよね(二回目)
グリザイアの迷宮、楽園もオススメです!!
特に迷宮では雄二の過去が知れますよ(つらいですけど)
長文失礼しました
これからもブログ楽しみに待っています。
by りいど (2017-03-06 15:16) 

あかり

>りいどさん

はじめまして!りいどさん!
いつも遊びにきてくださって、嬉しいです(^^)ありがとうございます!
わー!そういっていただけるとありがたいです……!!
ジャンルが混ざっちゃうとブログとしてどうかなーと悩んだ時期もありましたので……今年はギャルゲーいろいろ遊んでいきたいです!よかったらオススメとか教えてくださいね~♪

グリザイアの果実、とっても面白いです!!
迷宮と楽園もプレイ予定ですよ!!もちろん!!雄二!!雄二の過去……!!!

風見雄二カッコイイですよね……!!!
イケメンすぎますよね……!!
攻略したいですよね……!!
ほんと、ただ甘やかすだけじゃなく、しっかりと支え見守り、いざというときはしっかりと手を差し出してくれる、そんな雄二さんが大好きです!!!!!

迷宮、楽園も近いうちにプレイする予定ですので、またお話できると嬉しいですー☆
あたたかいお言葉、ありがとうございます!!
これからも頑張ります(*^^*)

またぜひ遊びにきてくださいねー!!



by あかり (2017-03-07 22:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。