悠久のティアブレイド アタルヴァ 感想 [悠久のティアブレイド]
1ルートプレイすると、とても早いティアブレイド。
でもボリュームの少なさは感じさせないですね。
スキップがちょっと長いけど、そんなことは気にならないくらい楽しませて頂いているので、文句はねえんだ!!!
それでは。
中村Dラインではずるい(ことが多い)青キャラ。
アタルヴァ、ネタバレ感想です。
(余談ですが、こいつも相当ずるかった)
☆アタルヴァという「個人」
アタルヴァがしきりに言う「<彼>の記憶」の話。
その内容&彼のビジュアルから、ほとんどのプレイヤーが<彼>とはロウであり、アタルヴァは何らかの理由で「彼の代わり」につくられた存在であることを認識してプレイしていたと思うんですよね、このルート。
そのこと自体については自明なのに、なんだろう。
その事実に近づいていくアタルヴァを画面の向こうから眺めながら、ああ辛い、ああ、可哀想、ああなんてこと……!!と、こちらが胸を締め付けられるような想いになりましたね……。
発売前、確か過去ロウのヴィジュアルが出ていて、すごく、アタルヴァと色味といいスタイルといい似てるなーと漠然と思っていただけだったのですが。
まさかクローンだとは。
ほんっとこういう話が好きな人の好きな要素全部詰め込んでくるティアブレイド、殴られているような感覚すらありますねwwwww
最初の、ロウのアタルヴァに対する蔑み方がとてもいいですよね。
悪役(このルートでは)ってこうでなくちゃ。
己の理想や目的をつらつら語るのではなく、ただ自分の邪魔をする奴は許さない、そしてそんな相手に教えてやることすら必要ない、このスタンスは大事だと思うんですよね。
それに対して、教えてくれ、お前は俺にとってなんなんだ、と食い下がるアタルヴァ。
ティアブレイドで戦いながらも、自分の想像が間違いであってくれと懇願するように、ロウに双剣を振るうアタルヴァというこの展開、なんとアツいことか……!!!!
結果的には当然ですが、クローン対オリジナルの戦いで、オリジナルが負けちゃうわけです。(きっちりロウが倒されるというところもいいですよね、乙女ゲームってなんだかわかんないけど、白黒つけたがらないから……)
生きることに意味を見出した側こそが勝つわけですよ。
だからこそ、生まれた理由は関係ない。
あなたは、あなた。
あなたらしく生きればいいのだというテーマがとても際立っていますよね。
☆ロウの<1番目>の記憶
アタルヴァルートが面白いのは、アタルヴァ自身に萌えさせてくれるだけでなく、ロウルートの布石でもあるところですよね。ロウがどれだけイヴを想っていたかも感じられるルートになっていました、素晴らしい。
まだ純粋にイヴをただ愛していたロウが、イヴに会いたくて、会いたくて荒野をたった一人で探しさまよった記憶。
ロウの、イヴに対する愛情、恋情、焦がれる想い。
そんな記憶をすべて引き受けさせられたアタルヴァは、いわば乙女ゲームをプレイしているプレイヤーのような心境なわけですよね(笑)
「彼」と「彼女」を幸せにしてあげたい。
それを見届けることこそが、アタルヴァにとっては目標であり、長い旅路で設定されたゴールだったわけです。
しかし、兄を失い、軍に追われたどり着いた先は、「彼」と「彼女」のバッドエンド。
そら、怒る。
そら、金返せ状態ですわ(違う)
冗談はさておき。
この、ロウにこっぴどく裏切られた時の、アタルヴァの無力感と絶望感はなんとも言えずうなっちゃいます。
自らがあんな男のクローンであるということだけで絶望しているわけではなく、アタルヴァにとっては、記憶が「愛」そのものだったはずなんです。愛情とは素晴らしいもの、美しいもの、心を温かくするもの……その愛の成就を見届けたいと願っていた彼にとっては、きっと愛情というものはかけがえのないほど美しく、意味のあるものだったはずです。
愛することとは、「彼」が「彼女」を想う、この気持ちのことなんだ。
しかし、そう信じて生きてきたアタルヴァが、実際目の当たりにするのは。
「彼」が「彼女」を殺そうとしている事実です。
「誰か」の幸せをただ、ただ願っていたアタルヴァの無垢な心と、想うことに疲れて壊れてしまったロウの疲弊した精神が、これでもかというくらい対比されていて、そのコントラストがとても素敵でした。
☆細胞自死から救われたことによって失ったもの
ほんとこれでもかってくらい設定詰め込みますね(二回目)
セーフティ&セキュリティとしてバックアップを消去するための機能がきちんとあるのも当然なのは当然ですが、オリジナルの機嫌次第で脳を壊死させられるなんて、なんとも惨いよね……。
この、アタルヴァの扱われ方が清々しいくらい道具然としていて切ないです。
彼は下手したら、人造人間以下ですよね。
身体の作りは「人間」なのに。
上等な召し物で着飾って、何不自由ない生活を送るも、「必要」になるその時までは、幽閉されて飼い殺し。(たぶん)
その在り方はまるで家畜のようです。
あと、圧倒的に切なかったのは、わかってはいるんだけれども「脳」を失ったアタルヴァが、ロウの記憶を失ってしまう、というところですね……!!!
アタルヴァが複雑な思いを抱きながらも、その記憶を、きっかけを、生きる意味を失ってしまったこともとても切なかったし、彼がどこか空虚になってしまうのもとてもわかる。
けれども、なんだろうそれだけじゃないというか。
たぶん、アタルヴァは無意識に「<彼>がただ純粋に彼女を愛していた唯一の記憶」がこの世から消去されてしまったことに対しても、とてつもない喪失感を覚えたのではないでしょうか。
どこかにありましたが、ロウはある意味でアタルヴァにとっては生みの親なわけです。
イヴに害を為すものとして、彼は確かにロウを憎んでいた。
でも、彼は、彼にしか絶対に理解できないロウの愛情を知っていて、それと嫌というほど付き合ってきたわけです。
だからこそ、ぐちゃぐちゃになる。
オレが、オレだけが知っていた彼の愛情。
オレがずっとずっとずっとずっと守り続けてきた彼の想い。
それを、自分の命と引き換えに失ってしまう彼の、なんのためにここまできたのか、という気持ちは、計り知れないほどに痛々しかったです。
そんな彼を、イヴが「私のわがままであなたを生かしてごめんなさい」と抱きしめる。
今度はロウの記憶ではなく、ロウの中の私のためではなく。
あなたの傍にいるイヴのために生きてほしいと。
あのシーンは、むちゃくちゃ萌えましたね……。
最高だった。アタルヴァルートで一番好きなシーンかもしれません。
あの、アタルヴァの驚いた顔がとても可愛らしくて……!!
それにしてもなんで記憶の置き場所として、自らのクローンをつくるという選択を、ロウはとったんでしょうね。これだけアレならサーバにバックアップとっとくとかできなかったのかな。それとも、敢えて大切な記憶を「生かして」おきたかったのかな……?フクザツ。
リグ兄ちゃんが脳の片隅にコピーされてたとか云々は、今の時点ではとりあえず置いておこうと思いますね(^^)
☆フォウの双剣
特筆すべきは、フォウが「アタルヴァ」の味方をするってところですよね。
はあ、なんなの、このロマン……ある……展開……。
めちゃめちゃ燃えましたよ。ロウの剣術はフォウ直伝なわけでしょ……??
それなのに、アタルヴァ機の剣として覚醒するんですよ、フォウの双剣……。
もう、胸熱すぎて震えるわ。
我らが王子様、しっかりしろよ!!!!
第一の記憶を持ち主だったからこそ、アタルヴァに託された。
その想いの重みがしっかりとあって、ほんと素敵でした……。
(正直、フォウとロウの関係性妄想してるだけでも楽しいよ……)
フォウがアタルヴァについた時の、ロウのあの悲しそうでありながらも、何かを諦めたような台詞がとても切なかったです……。
うっ、うっ……。
そんな想いもすべて汲み取って、アタルヴァがティアブレイドで戦う姿はほんとかっこよかったです(^^)
あと、ティアブレイドのデザイン。
細かいよね、シュド機、アタルヴァ機、ロウ機、全部違うんだもん……!!!
最高!!!
☆その他
アタルヴァって本当に透き通っているというか、不純物が一切ないくらいのピュアさが魅力ですよね。
序盤ですが、みんなで一緒に寝るシーンとか、かわいくってかわいくて萌え転がりました!!!
慌てるシュドもかわいいし、体小さくして寝てるクレイドルもとってもかわいいけど、平然としてるアタルヴァも超可愛い!!!!!
お風呂のシーンもむちゃくちゃかわいい(ティアブレイドの逆鱗に触れるというオチも好き)もうどうしましょう状態でした!!!
あと、彼はとっても悲しい怒りを表現するシーンが多かったですね。
喉から絞り出すように叫び泣きだす声と姿が、なんとも美しくて私のお気に入りになりました。
ホント、アタルヴァはいい寺島さん。
体力もないし、何をやってもドジっ子なアタルヴァさん(頭はいいけど無人島では役に立たないタイプ、頭がいいのが取り柄なのに3000年前の古代文明技術には歯が立たない、ほんとうに役に立たないところがなんとも斬新w)が、情けなくってむくれちゃうけど、意地はってががむしゃらについていこうと、頑張ろうとする感じはとっても可愛かったです!
そうだよ!
男の子だもんね!!!!
悲劇エンドもすばらしい。
切ないね……!
消えてしまった「彼」の代わりに、「彼女」に向かって「ロウだよ」と答えるアタルヴァの、傷つきながらもなお「守れなかった」贖罪としてなのか、イヴに向き合うその姿勢に涙を禁じ得ませんでしたハイ……。
あああああ、悲劇。
でも綺麗。すごく綺麗でうっとりしました。
悲劇エンドでもイヴが一目見た瞬間に「ロウ?」っていうところもそうだけど、このアタルヴァの姿ってロウが平和にあのまままっすぐ大人になってた姿なんだろうなと思うと、ちょっと胸が痛いのと同時に微笑ましくもありますよね。
中身のドジっ子加減も、あのままロウが甘やかされて育てられてたら……www
一人で二度おいしいアタルヴァさんでございました♡
でもボリュームの少なさは感じさせないですね。
スキップがちょっと長いけど、そんなことは気にならないくらい楽しませて頂いているので、文句はねえんだ!!!
それでは。
中村Dラインではずるい(ことが多い)青キャラ。
アタルヴァ、ネタバレ感想です。
(余談ですが、こいつも相当ずるかった)
☆アタルヴァという「個人」
アタルヴァがしきりに言う「<彼>の記憶」の話。
その内容&彼のビジュアルから、ほとんどのプレイヤーが<彼>とはロウであり、アタルヴァは何らかの理由で「彼の代わり」につくられた存在であることを認識してプレイしていたと思うんですよね、このルート。
そのこと自体については自明なのに、なんだろう。
その事実に近づいていくアタルヴァを画面の向こうから眺めながら、ああ辛い、ああ、可哀想、ああなんてこと……!!と、こちらが胸を締め付けられるような想いになりましたね……。
発売前、確か過去ロウのヴィジュアルが出ていて、すごく、アタルヴァと色味といいスタイルといい似てるなーと漠然と思っていただけだったのですが。
まさかクローンだとは。
ほんっとこういう話が好きな人の好きな要素全部詰め込んでくるティアブレイド、殴られているような感覚すらありますねwwwww
最初の、ロウのアタルヴァに対する蔑み方がとてもいいですよね。
悪役(このルートでは)ってこうでなくちゃ。
己の理想や目的をつらつら語るのではなく、ただ自分の邪魔をする奴は許さない、そしてそんな相手に教えてやることすら必要ない、このスタンスは大事だと思うんですよね。
それに対して、教えてくれ、お前は俺にとってなんなんだ、と食い下がるアタルヴァ。
ティアブレイドで戦いながらも、自分の想像が間違いであってくれと懇願するように、ロウに双剣を振るうアタルヴァというこの展開、なんとアツいことか……!!!!
結果的には当然ですが、クローン対オリジナルの戦いで、オリジナルが負けちゃうわけです。(きっちりロウが倒されるというところもいいですよね、乙女ゲームってなんだかわかんないけど、白黒つけたがらないから……)
生きることに意味を見出した側こそが勝つわけですよ。
だからこそ、生まれた理由は関係ない。
あなたは、あなた。
あなたらしく生きればいいのだというテーマがとても際立っていますよね。
☆ロウの<1番目>の記憶
アタルヴァルートが面白いのは、アタルヴァ自身に萌えさせてくれるだけでなく、ロウルートの布石でもあるところですよね。ロウがどれだけイヴを想っていたかも感じられるルートになっていました、素晴らしい。
まだ純粋にイヴをただ愛していたロウが、イヴに会いたくて、会いたくて荒野をたった一人で探しさまよった記憶。
ロウの、イヴに対する愛情、恋情、焦がれる想い。
そんな記憶をすべて引き受けさせられたアタルヴァは、いわば乙女ゲームをプレイしているプレイヤーのような心境なわけですよね(笑)
「彼」と「彼女」を幸せにしてあげたい。
それを見届けることこそが、アタルヴァにとっては目標であり、長い旅路で設定されたゴールだったわけです。
しかし、兄を失い、軍に追われたどり着いた先は、「彼」と「彼女」のバッドエンド。
そら、怒る。
そら、金返せ状態ですわ(違う)
冗談はさておき。
この、ロウにこっぴどく裏切られた時の、アタルヴァの無力感と絶望感はなんとも言えずうなっちゃいます。
自らがあんな男のクローンであるということだけで絶望しているわけではなく、アタルヴァにとっては、記憶が「愛」そのものだったはずなんです。愛情とは素晴らしいもの、美しいもの、心を温かくするもの……その愛の成就を見届けたいと願っていた彼にとっては、きっと愛情というものはかけがえのないほど美しく、意味のあるものだったはずです。
愛することとは、「彼」が「彼女」を想う、この気持ちのことなんだ。
しかし、そう信じて生きてきたアタルヴァが、実際目の当たりにするのは。
「彼」が「彼女」を殺そうとしている事実です。
「誰か」の幸せをただ、ただ願っていたアタルヴァの無垢な心と、想うことに疲れて壊れてしまったロウの疲弊した精神が、これでもかというくらい対比されていて、そのコントラストがとても素敵でした。
☆細胞自死から救われたことによって失ったもの
ほんとこれでもかってくらい設定詰め込みますね(二回目)
セーフティ&セキュリティとしてバックアップを消去するための機能がきちんとあるのも当然なのは当然ですが、オリジナルの機嫌次第で脳を壊死させられるなんて、なんとも惨いよね……。
この、アタルヴァの扱われ方が清々しいくらい道具然としていて切ないです。
彼は下手したら、人造人間以下ですよね。
身体の作りは「人間」なのに。
上等な召し物で着飾って、何不自由ない生活を送るも、「必要」になるその時までは、幽閉されて飼い殺し。(たぶん)
その在り方はまるで家畜のようです。
あと、圧倒的に切なかったのは、わかってはいるんだけれども「脳」を失ったアタルヴァが、ロウの記憶を失ってしまう、というところですね……!!!
アタルヴァが複雑な思いを抱きながらも、その記憶を、きっかけを、生きる意味を失ってしまったこともとても切なかったし、彼がどこか空虚になってしまうのもとてもわかる。
けれども、なんだろうそれだけじゃないというか。
たぶん、アタルヴァは無意識に「<彼>がただ純粋に彼女を愛していた唯一の記憶」がこの世から消去されてしまったことに対しても、とてつもない喪失感を覚えたのではないでしょうか。
どこかにありましたが、ロウはある意味でアタルヴァにとっては生みの親なわけです。
イヴに害を為すものとして、彼は確かにロウを憎んでいた。
でも、彼は、彼にしか絶対に理解できないロウの愛情を知っていて、それと嫌というほど付き合ってきたわけです。
だからこそ、ぐちゃぐちゃになる。
オレが、オレだけが知っていた彼の愛情。
オレがずっとずっとずっとずっと守り続けてきた彼の想い。
それを、自分の命と引き換えに失ってしまう彼の、なんのためにここまできたのか、という気持ちは、計り知れないほどに痛々しかったです。
そんな彼を、イヴが「私のわがままであなたを生かしてごめんなさい」と抱きしめる。
今度はロウの記憶ではなく、ロウの中の私のためではなく。
あなたの傍にいるイヴのために生きてほしいと。
あのシーンは、むちゃくちゃ萌えましたね……。
最高だった。アタルヴァルートで一番好きなシーンかもしれません。
あの、アタルヴァの驚いた顔がとても可愛らしくて……!!
それにしてもなんで記憶の置き場所として、自らのクローンをつくるという選択を、ロウはとったんでしょうね。これだけアレならサーバにバックアップとっとくとかできなかったのかな。それとも、敢えて大切な記憶を「生かして」おきたかったのかな……?フクザツ。
リグ兄ちゃんが脳の片隅にコピーされてたとか云々は、今の時点ではとりあえず置いておこうと思いますね(^^)
☆フォウの双剣
特筆すべきは、フォウが「アタルヴァ」の味方をするってところですよね。
はあ、なんなの、このロマン……ある……展開……。
めちゃめちゃ燃えましたよ。ロウの剣術はフォウ直伝なわけでしょ……??
それなのに、アタルヴァ機の剣として覚醒するんですよ、フォウの双剣……。
もう、胸熱すぎて震えるわ。
我らが王子様、しっかりしろよ!!!!
第一の記憶を持ち主だったからこそ、アタルヴァに託された。
その想いの重みがしっかりとあって、ほんと素敵でした……。
(正直、フォウとロウの関係性妄想してるだけでも楽しいよ……)
フォウがアタルヴァについた時の、ロウのあの悲しそうでありながらも、何かを諦めたような台詞がとても切なかったです……。
うっ、うっ……。
そんな想いもすべて汲み取って、アタルヴァがティアブレイドで戦う姿はほんとかっこよかったです(^^)
あと、ティアブレイドのデザイン。
細かいよね、シュド機、アタルヴァ機、ロウ機、全部違うんだもん……!!!
最高!!!
☆その他
アタルヴァって本当に透き通っているというか、不純物が一切ないくらいのピュアさが魅力ですよね。
序盤ですが、みんなで一緒に寝るシーンとか、かわいくってかわいくて萌え転がりました!!!
慌てるシュドもかわいいし、体小さくして寝てるクレイドルもとってもかわいいけど、平然としてるアタルヴァも超可愛い!!!!!
お風呂のシーンもむちゃくちゃかわいい(ティアブレイドの逆鱗に触れるというオチも好き)もうどうしましょう状態でした!!!
あと、彼はとっても悲しい怒りを表現するシーンが多かったですね。
喉から絞り出すように叫び泣きだす声と姿が、なんとも美しくて私のお気に入りになりました。
ホント、アタルヴァはいい寺島さん。
体力もないし、何をやってもドジっ子なアタルヴァさん(頭はいいけど無人島では役に立たないタイプ、頭がいいのが取り柄なのに3000年前の古代文明技術には歯が立たない、ほんとうに役に立たないところがなんとも斬新w)が、情けなくってむくれちゃうけど、意地はってががむしゃらについていこうと、頑張ろうとする感じはとっても可愛かったです!
そうだよ!
男の子だもんね!!!!
悲劇エンドもすばらしい。
切ないね……!
消えてしまった「彼」の代わりに、「彼女」に向かって「ロウだよ」と答えるアタルヴァの、傷つきながらもなお「守れなかった」贖罪としてなのか、イヴに向き合うその姿勢に涙を禁じ得ませんでしたハイ……。
あああああ、悲劇。
でも綺麗。すごく綺麗でうっとりしました。
悲劇エンドでもイヴが一目見た瞬間に「ロウ?」っていうところもそうだけど、このアタルヴァの姿ってロウが平和にあのまままっすぐ大人になってた姿なんだろうなと思うと、ちょっと胸が痛いのと同時に微笑ましくもありますよね。
中身のドジっ子加減も、あのままロウが甘やかされて育てられてたら……www
一人で二度おいしいアタルヴァさんでございました♡
2016-09-12 10:09
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0