So-net無料ブログ作成
検索選択

Collar×Malice(カラー×マリス) 白石・榎本 感想 [collar×malice]






ちょっと周回プレイしていると、飽きてきましたね……カラマリ……。
たぶんおんなじことを、登場人物変えてくるくる繰り返しているようなシナリオだからだと思います。
まあでも物語の性質上、致し方ないかなとは思うけれども、もうちょっと別の切り口にできないものかしらん、と首をかしげちゃうかも。

それでは。

白石、榎本ネタバレ感想でーす。






☆白石景之

・罪を憎んで、人を憎まず

彼のルートはつきつめると、ここかなと思います。
アドニスと真逆の「正義」、そこを描き出すためにうまく宇野兄弟の事件や、白石自身の経緯を使ってあるなと思いました。
若干節々に?というところはありますが、描きたいものの筋は通っているのでこのルートも好感がもてましたね。(いろいろと理由はつけられていたので飲みこみます)

「誰かのために」罪を重ねたものが、「誰かを想い」罪を重ねていく。
その「誰か」が自分自身を振り返ってくれなくてもかまわない。
自己満足であることはわかっている。
それでも、あなたのために罪を重ねたい。
そういう、祈るような想いがこのルートで罪を重ねる人達にはありましたね。

市香がどこかでいう、(犯人の)気持ちまで理解しないと、その事件は解決したとはいえないという台詞は、彼女のまっすぐさを示したいい台詞ですね。
こういう彼女だからこそ、白石がアドニスを裏切り、罪を重ねたことに共感できるというか、なんというか、ですね。

・アドニス側の構成員

白石ルートにきて初めて、アドニスっていう組織がなかなかに巨大で、長期間政府が手を焼いている犯罪組織なんだなって気づかされました。(だって……他ルート見てるとそんなにアレな組織に見えなかったんだもん、ぽっと出のテロ組織かと……)

こういうキャラクターはずるい。立ち位置的にかなりおいしいです。
一人は絶対いる「スパイ」的な立場のキャラクターですがね、ずるいわ。

「お人形さん」が、市香との触れ合いによって自我を目覚めさせていき、やがては組織を裏切るようになる、そこまではある意味で王道なのですが、一番面白かったのは、なんともいえない杜撰さでアドニス幹部である御国(ゼロと対立している)を刺し殺すところですよね。

最後の最後にそういう極論にたどり着くところが、とてもある意味で幼く愛おしい。
彼女の命が最も安全なのは、アドニスのおひざ元。
そのために彼は、御国を殺し、彼女に自分を殺させようとします。
ゼロに認めてもらう以外、それしかない、と聡明な彼が本気で思い実行するんです。

ここにきて初めて、プレイヤーは彼につけられた「14番」という首輪が、市香につけられたものなんかよりも相当重く、頑丈で、鍵穴すら壊れてしまっていることを知るのです。そのことが、なんとも哀しく、切なかったですね。

・人を怒らせる天才

いいですね、この「怒らせたいわけじゃないのに怒らせちゃう」感じ。
笹塚は怒らせることをわかっててわざとやっているんですが(そっちも好き)、全然真意は違うのに、なぜかみんな怒るんだよねーっていうやつも切なくて好きです。
個人的に一番萌えたのは、動物クッキーのところですかね。
私も白石さんがスーパーでどれがいいか悩んでいるシーンを想像して、かわいいなって思いました(負け)

やっぱりカラマリは全体的に恋愛シチュエーションがテンプレ―トだけど、エンドは大団円じゃないので個人的にはとっても楽しかった。
欲を言えば、白石が一年の猶予の後に、逮捕されるところまで見たかったかな。
そして、ドラマティックにお別れして欲しかったかもしれない。あと、記憶は戻らないほうが美味しかった(戯言なので聞き流しましょう♡)

切ないクリスマスパーティで終わるのはとっても素敵ですけどね。

いやー、余談ですけど木村さんはやっぱりこういう役お上手ですね!(いつも言ってる気がする)



☆榎本峰雄

・復讐の連鎖とその不毛さ

愛する人に危害を加えられた時、愛する人を傷つけられた時。
そのたびに相手を恨み、その相手を傷つけることが正当化される世の中はカオスであり、とても不毛だ。
その抑止として警察が存在していて、そういった存在であることを胸に職務を全うしなければならないんだ、警察官として、ヒロインや峰雄が改めて抱く決意が描かれているルートでしたね。

こういうテーマ自体は、警察モノとしては直球というか、峰雄のキャラクターに寄せたようにまっすぐな感じがしてよかったですね。
ただ、個人的になんだろうか……もう自明である展開(2周プレイしているから)を追い続けるだけの単調なおお仕事……なので、周回プレイ的には厳しいオハナシではありますね……。あと、すっごいこのルート視点変更多いので、もう途中から緒方?緒方ルートなの?っていうくらいアドニス側視点が……www

それにしても、一事不再理……は例外的に適応されない?のかしら?そういう判例はあるのかな?あんまり詳しくないのでわかりませんが、個人的には、緒方の「逃げ勝ち」という切ないラストでもよかったかなと思いました。世の中、正義が勝つわけでは必ずしも、ないので。そういうテーマの作品なんでしょう?ならなおさら、そういう展開が1ルートくらいあってもいいかな、なーんて。


・「俺が悪かったんだ」

……そうなのか????
と全力で突っ込みたかったのは、榎本が抱いている罪悪感に関してです。
慕っていた先輩が、昇進を焦っていて起こした誤認逮捕、そこまではよかったけれども、その先輩が榎本に嫉妬していた事実を知って、榎本が罪悪感を抱く必要はあるのかしら……?しかも、それがトラウマになるレベルって……どういうことなの……??

ものすごく個人的な感想だけれど、それこそおこがましい、と感じるのは私だけなのでしょうか。
彼は「誤認逮捕は元をたどれは俺が先輩の本心に気づけなかったせい」というようなことを言っていますが、じゃあ、先輩が実は榎本の有能さに嫉妬していたことを、誤認逮捕を起こす前に榎本が気づいていたら何か変わったのかな?何かを変えられたと思っているのかな?
そういうどこか悲劇のヒーロー気取っちゃって腐っちゃってるようなところが、榎本の甘さというか、榎本という人の弱さじゃないのか、と個人的には思ったのですが、なんだかヒロインに感化されるような形で復活し、全然違う切り口で話が進んでいくので(だいたい緒方の正義の話)何の話かよくわからなかったですね。
榎本というキャラクターを否定しているわけではなく、この「甘さ」が命取りになるかのような物語だったら面白かったなあと感じたという話なんですけどね。
まあ、単に私がライターさんと価値観がずれているからなのかもしれませんね!

・酔ってる峰雄ちゃんがカワイイ

酔ってる峰雄ちゃんというか、斎藤さんの酔ってる演技がカワイイっていうことが発見できただけで、峰雄ルートは満足でした。うんうん。

酔っぱらって抱き込む、みたいな展開といい、あとなんだっけな……責任取ってお嫁にもらいます!!みたいな台詞とか、もうかなり使い古されたなんとかキャラのテンプレ台詞がすごく多かった印象の峰雄ちゃんだったのですが、こういう斎藤さんは案外乙女ゲーでは珍しいから(王子様キャラが多いイメージ?)それはそれでいいかもしれないと思ったのでした。


いかんな。


もう早々にカラマリは人気声優さんたちの演技を楽しむ作品になりつつあります私の中で……。
ぶっちゃけ、あんまり黒幕とか興味なくなってきちゃった。
っていうかもうここまでプレイしたらストーリー的にも、わかってしまうからね!声オタじゃなくても。
(声オタ的には、ぼいすちぇんじゃーで隠しきれない演技とか声色の癖の話になってしまうのですが。声オタをなめてはいけないのだよ、オトメイトさんとは常々思うのだよ。まあでも言わないお約束デスネ)

犯人当ての作品じゃないし、恋愛を楽しむ作品なんだから別にいいのですけどね!
でも、各物語がどう転がっていくか、恋愛にも事件的にも意外性がないのは、結構周回プレイする側としては疲れちゃうかな、というのが個人的な意見ですね。

恋愛も事件も置きにいってる感じが、裏目に出てる気がするなあ。
キレイにまとめることが最優先、みたいな。
若干、もったいないなあと思うのでした。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。