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7'scarlet(セブンスカーレット) 総評 [その他乙女ゲーム]







7'scarlet 限定版 予約特典(ドラマCD) 付

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  • 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
  • メディア: Video Game






① シナリオ ☆☆☆

物語の質感をどうとらえるかについては、かなりそのプレイヤーの乙女ゲーム歴&ミステリーの定義に左右されると思います。
単純にこのお話を面白いと感じるか、面白くないと感じるのかの根っこに、完全にそれがありますので、一概に秀作だとか、駄作だとかはいえない作品でした。

特別にクセもないシナリオで、伏線の張り方や、プレイヤーを煽る表現などは特別巧いとは感じませんでしたが、ノベルゲーとしては十分だと思います。
しかし、個人的な好みとしては面白いとはいえなかった。

というのは、乙女ゲームとしては、恋愛過程がほとんど描かれておらず、まさに「ダイジェスト」といった感じの個別ルートであったこと、「推理」「謎解き」「犯人当て」そういう意味合いでのミステリーからは遠い物語であったこと、この2点が「面白いとはいえない」という感想に結びついてしまいました。
名作ノベルゲームを彷彿とさせる雰囲気は、どことなくノスタルジックでよかったと思います。


② スチル・ヴィジュアル ☆☆☆☆☆

映像表現に関しては、他の乙女ゲームでは見ない形を採用していて、そこは純粋に素晴らしかったですね。
細かい動きも多くあって、ホラーミステリーを演出する上で効果的だったと思います。
ここまでするなら、キャラクター自身や立ち絵などにも工夫があったら……と思いますが、ないものねだりですかね。
映像表現がとても活き活きとしているのに、スチルなどがかなり平面的というか、そんなに記憶に残ったものがないです。
この辺りのギャップはちょっと残念だったかな。
でも美しかったです。


③ キャラクター ☆☆☆

ミステリー上の登場人物としての役割、としての意味合いはまあおいといて、純粋に乙女ゲームの攻略キャラクターとして考えるのであれば、かなりテンプレートなキャラクターたちだったと思います。
ヒロイン大好き幼馴染、チャラいシェフ、インテリ医大生、ツンデレオーナー、ギャップ萌え美男子ですか、まあそういう記号を持ったキャラクターなのですが、だいったいの乙女ゲームで「こういうキャラはこういう話」というのをそのまんま踏襲したようなルートだったと思います。

乙女ゲームをプレイしている本数が多ければ多いほど、新鮮味に欠ける恋愛模様でした。
シチュエーションも特別感がなく、展開もあまり変わり映えもしないので、乙女ゲームのキャラクターとして、楽しめたかと言われると個人的にはかなり厳しかったです。

④ システム ☆☆☆☆

スキップがとても遅かったですね。
しかし内容が短いので、許容範囲です。
しかしTIPSは楽しかったです。ああいう小さなこだわりが見られるのはいいですね!
基本はいつものオトメイトさんです。


⑤ 作品の完成度 ☆☆☆

乙女ゲームというジャンルで発売したこと自体が、完全に作品世界の邪魔をしてしまったかな?という印象のゲームでした。
個人的な好みを抜きにして考えると、物語の骨子、設定自体は、ホラーミステリーとしてはアリな作品だと思います。そこにとってつけたように恋愛を足してしまったから、なんだかよくわからなくなってしまった。
そんな感じがしました。
乙女ゲームとしての楽しさや、推理小説的な面白さを求めるのであれば、あまりおすすめはできません。(好きなキャストさんがいるなら別なのですが……)
ただ、とてもコンパクトにまとめられている作品ですので、奧音里に軽く遊びにいってみようかな、というノリであればきっと楽しめると思います(^^)


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