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お茶会への招待状 感想 [その他同人ゲーム]






フォロワーさんが同人ゲームをプレイされていて、私も久しぶりに何かテキトーに探して遊ぶか、とふりーむさんから気になるものをDLさせていただいたら。

大当たりでした。

「お金払わせてくださいい!!!」とむせび泣きながらプレイ出来る作品に今年も出会えて、私は幸せです♡

プレイしたのはこちら。

tea_banner2.gif

.aihenさんの「お茶会への招待状」です!!!


おばあちゃんの遺品整理にロンドンにやってきた大農園の田舎娘ドナ。
おばあちゃんと生前交流のあった「青年たち」が、訃報を知らずにドアベルを鳴らすところから始まるこの作品。

あの人御用達のお茶を好きになればなるほど。
彼のことを考える時間が増えていく。

そんな、少しずつ、少しずつ恋心が芽生えていく様子が非常に読みやすく丁寧に描かれていて、素晴らしくロマンティックなお話でした。
素朴で真っ直ぐなお嬢さんの、ロンドン社交界にいるお嬢様方にはない魅力に虜になっていくエリート英国紳士たちとのシンデレラストーリーは、私の好みド真ん中すぎて夢中になってプレイさせて頂きましたッ!!

はーなんて素敵な同人ゲームなのでしょう、と思っておりましたら。
フォロワーさんにお聞きしたところ、有名なサークルさんなんですって。
私、まだまだ勉強不足でございますね!


攻略対象は5人+α(各ルート2エンドずつ)とボリュームもしっかりある上に、どちらもとても面白い。
さらにはひとつとして似ているルート&キャラクターがいない。

なにが素晴らしいかというと、ヒロインがものすごく面白い。
ざっくばらんな性格、懐も深くて、ものっすごくいろいろと頼もしいお嬢さんなんだけれど、恋愛に対しては免疫がなくてすごく可愛らしい反応をするんですよね!
そんな彼女だから、恋の駆け引きなどは一切なく、ただ彼が大切だと思う気持ちだけでどのルートも突っ走っていく。
細い糸でつながっていただけの縁が、やがてかけがえのない絆となる。
その一生懸命さが放つ眩しさが本当に癖になる。

ヒロインがとても魅力的だからこそ、彼らがドナちゃんに何かを見出そうとしちゃうのが解るんですよね。

スチルもすごく綺麗だし、構図もすごーくロマンティックだし萌えるし、もういうことなかったです。
個人的に一番気に入ったのは、ちょっと視線を外した感じの流し目的パターンの立ち絵。
(マニアックだよねわかってるんだよ)

超セクシー!!!!!!

あとゲーム全体のデザインとかもおしゃれなんですよね……お茶の缶ひとつとってもすごく雰囲気があって……!!!!

まあとにもかくにも最高でした。

シナリオもキャラクターデザインもスチルも商業ゲームと遜色ない……というか下手な乙女ゲームよりも上だと思いましたね。

余談ですがおそらく「華ヤカ哉、我ガ一族」「エンケルトビレット」などでおなじみの高木さん作品が好きな方は間違いなくハマれると思います。
方向性が似ている作品だなあと思いましたので!


それでは、簡単ではありますがネタバレ感想になります。
以下からどうぞ!











☆ライナス=キャヴェンディッシュ

とりあえず叫びます。

ライナスが好きぃぃぃぃぃ!!!!!

もう、ドレスを仕立ててもらうシーンからライナスに心を奪われて(マイフェアレディみたいだった)そのままずーっとラストまで掴まれっぱなしで、最終的に全員攻略してもやっぱりライナスのスチル見ながらにやにやする、後日談見てさらに涙目になるとかいうちょっとオカシイ人になってました。

それくらい好きですね。
こういうタイプに目がないんです、私。

目的のために手段を選ばない(序盤のキスとか)ちょっと貴族にしてはデリカシーのない伯爵様だけれど、そんな貴族的常識に捕らわれない彼だからこその手腕と才能がきちんと描かれているところが素晴らしかった。
ドナちゃんがイームズ子爵の頬を張ったところは本当に素敵でした。
きっと「家」のためでもなく「伯爵」のためでもなく、ライナスという個人のためだけに「私生児という出生を馬鹿にした発言」に対して怒ってくれる存在というのはとてつもなく彼にとっては稀有だったのでしょうね。

イームズの復讐であったりとか、心配性の叔母という障害がありながらも、ドナがライナスのために奔走し、そんなドナを愛おしく思ってついつい本音で接してしまう、そんな2人がそれを恋と自覚するまでがもどかしくてもどかしくてもどかしくて(エンドレス)

ダニエルに相談するライナスと、マダム・アリスにからかわれるライナスが可愛すぎて笑いながら悶絶しました(笑)
ラストシーンの、叔母さまに外出禁止を言い渡されちゃったドナをしれっと攫いにくるライナスとかも、もう超かっこいい。何度リピートしたか!!!
英国紳士の本領発揮ィ!!!!って感じでしたね。(たぶんあかりフィルターかかってます)
ていうか初恋でコレとかおかしい。
ほんとごちそうさまでしたっ!

本当のお父様とマダム・アリスの関係性も美味しくてよかったです……♡
ライナス友情ルートも美味しいですねー!
個人的にとってもライナスとダニエルの友情関係が大好きだったので、ダニエルにおちょくられるライナスは見ていてとっても楽しかったです(^^)


☆ダニエル=ボーウェン

お姉さまが超絶強烈なこのルート。
だんだんダニエルが可哀想というよりかは、この母娘に怒りを覚えるというか……。
お父さんも大概おかしいしな……。

でも、こういう「貴族」としてのプライドが没落への道を早める、というような展開は、何とも言えない切なさ、虚しさがあって良かったですね。
「頭ではわかっているけれども、もうどうしようもない、なるようにしかならない」という、ボーウェン家を捨てているような考え方ではあるけれども、そうしたあまりにも心がかけ離れた客観視というのもまた、ひとつの「家に縛られている証」であるような気がしました。

それを踏まえての「なんでこんなものに執着してたんだろう」というような、憑き物が落ちたような清々しさがあるエンドはとても素敵でしたね。

自分の力だけでは何も変わらない。もうどうしようもない、耐えるだけだ。
……と完全に諦観の境地に入っているダニエルが、ドナまで傷つけられてようやく本気を出す、というお話はドラマティックだったけれども――。

ダニエル、遅いよぉぉぉぉ!!!

と思わず、画面つかんでがしがし揺さぶりたくなりましたねwww

ライナスルートではちょっと意地悪な、いい性格のおぼっちゃん的な雰囲気があったのですが、自分のルートでは穏やかに笑っていることが自分の仕事、ただひたすらに嵐が通り過ぎるのを待つ、という彼の生き方をまざまざと見せつけられたので、個人的にはとってもじれったくて……やきもきしました!!
彼は友情ルートの方が好きかもしれないですね!あのお姉さんをやり込めてしまうドナに尊敬のまなざしを送ってしまうダニエルに激しく同意ですww


☆ハロルド=リスター

どこかであるかなあと思ったら、ハロルドルートでしたね!
恋のライバル出現!!!

端的に言えば、ハロルドが好きだと自覚し始めたら、お家柄も人柄もよろしい良家のお嬢様、しかも戦略的にも結婚相手として最適!な方がハロルドの前に現れてしまって、彼もまんざらでもなさそうで……という、お話なんですが。
あっちとデートしてみたり、こっちともデートしてみたり。

はっきりせんかーーーーい!!!!

と、チョップしたくなることウケアイな、ハロルドの態度にはもやもやしたけれども、彼も彼で悩んでいるので、気持ちはわかるんですよ。
わかるんですけどね……!!

心の中じゃ、完全にドナといる時が一番幸せで、彼女と一緒になりたいということがわかっているんですよね。それでも、人生設計として、相対的に+になる方を考えた時に、もう一人のお嬢様と結婚する方が正しい選択であることもまた、理解しているんですよ。
しかも、そのお嬢様にマイナスな面は何一つないんですよね。
だからこそ、揺らぐ。
このリアリティはすごくあったかな。現実問題として「お嬢様」を選ぶ男性がいるのも確かだと思います。
そっちが不幸せかって言われたら、そうでもないと思いますしね。
ほらあれだ、ゲーマー的に言うとビアンカとフローラどっちとるか、ってやつだな??(笑)

まあでもちょっとだけ、正直に申しますと、ここまでご友人たちにお膳立てしてもらわないとドナのもとに走れないなんて……大丈夫か、リスター商会???お父様が心配されるのもわかりますね……www

このルートも、私は友情ルートの方が好きかな。
秘書になって、そこから恋愛してほしいなー。ドナの尻にしかれるハロルド、美味しいじゃありませんか。
そういや脇カップリングなお2人も面白かった(笑)ケンカップル(でもないか)楽しいですね♡


☆クロード=オースティン

女の敵ィィィィ!!!!

と叫ばずにはいられないクロードセンセイ。
インテリゲンチャ……ってうってみたけどロシア語だから世界観ずれますね、とにかく知識階級の口説き上手なかわいいオジサマ、という一面はとっても好きなんだけども、息子のこと、死んだ妻のことでぐだぐだぐだぐだし始めた辺りからは、理解は出来るけどお付き合いしたくはないタイプだな……と確信したのでした。

男性としてはちょっと遠慮したいオジサマなんだけれども、愛だけでは乗り越えられないマイノリティの問題がテーマなので、なんだかとてもつらくてですね……。
だからこそ、こんなはずじゃなかったと何年たってもそのマイノリティであることの問題に囚われ続けるクロードはとっても切なかったし、だからこそ深入りするのが怖くて仕方がないこともわかるから、攻めちゃいけないとは思うんですけどね。
それでも、やっぱりストイック男子が好きな私としては女に逃げてほしくないかな(笑)
ドナに気があるそぶりを見せつつも、転がり込むのは違う女のところ、というのも、もうどうしようもないし、理解はするけど、な!!!という感じですねwww

でもキャラクター的に、そんなことされても憎めないというか、振り回された者が負けというか、そういわせるだけのかっこよさと色気があるところがたまらなかったですね。
個人的には、お手伝いさんがぎっくり腰になった時に何も出来なくてごはんも食べてない、身だしなみも整ってない時のクロードの立ち絵がすごく好きです。
ああいう色男って自分の魅力を知ってるからね、相手に踏み込ませるところ、踏み込むところをわきまえて遊んでるはずなのですよ。
そんな、隙だらけそうに見せかけておきながら、普段はまったく隙のないクロードの武装が解かれた瞬間のような気がして。
すっごいセクシーですよね、あのシーン。想像してドナちゃんにシンクロしました。
友情も素敵ですね!ドナちゃんはいい助手になりそう……!!


☆フレッド=バージェス

フレッドとの恋愛よりも、ジェナとの姉弟物語として感動。

フレッドが、身分違いというかだんだんとお嬢様であるドナを意識して恋に落ちていく過程はすごく可愛かったけれども、ジェナ姉ちゃんの弟愛というか、それに完全にドナとの恋物語が負けそうになるルートでした(笑)
コルセットをぎゅうぎゅう締めるシーンとか、ほんとフレッドを男だと思ってない言動をとるドナちゃんがおかしくて、可愛かったですね。2人してジェナに叱られるまでがセットでww

ジェナ姉ちゃんが実は料理音痴なところは爆笑させていただきました。(ハロルドよりも先にフレッドやったからですね)そんな隙があるところも可愛いお姉ちゃん。
しかし、彼女のバイタリティには驚かされますね。家を捨てて、父親とは逆に品行方正に正しく生きていく。
それがまだ当時幼かった弟を抱えた彼女にとってはどれほど難しいことか。

個人的に好きなエピソードは、フレッドが叔母に辛くあたられていることを知ったジェナが弟を叔母の家から連れ戻してくるところですね。
自分だけロンドンに逃げてしまったと弟を抱きしめるジェナ。
誰があなたを責められるでしょう。

フレッドが姉に頭があがらないのもわかりますね。
と同時に、姉は姉だけの幸せを見つけてほしいと心から願っているのもすごくわかります。
お互いがお互いのために、自分を犠牲にしてドナを含めた「自分の家族」を守ろうとする姿に胸をうたれました。ほんと。美しいなあ。

それにしても友情ルートのドナはかっこよすぎ。

バーチェス姉弟のクズ父親を脅迫するドナ……いえ、ドナ様とお呼びせねばなりませんね、むちゃくちゃすかっとしました。
本当にお嬢様なのか……??(笑)


☆隠し

あの父親を反面教師として育ったなんて。
末恐ろしい子……!!!

ルートのお話としては父親のルートとあまり変わりはないのだけれど、結構このルートでは序盤からアキラくんがドナに片思い、って感じから始まるので新鮮でしたね。
逆にドナが引っ張られる形で両想いになるって感じなんですかね、こういうのもまた一興ですよね。

父親のようにはならないと、かなり硬派な彼ですが、ふとした瞬間とか、咄嗟にでる言動が完全に、父親の血を引いてるんですよね。無意識に相手をどきっとさせる表情をしたり仕草をしたり口説き文句を吐いたりするので、お姉さん的には心臓に悪いヤツなのですね、うんうん。

序盤は、完全にドナちゃんが純情なオトコノコを振り回す罪な女なのですが、終盤は彼の一挙一動に「まさか、ね?」みたいな感じでどきどきするのが可愛かったですねー!

初恋に戸惑うアキラくんよりも、やっぱりラスト。
2人の関係性が発展して、アキラくんの心にだいぶ余裕が生まれて、ドナよりも植物に夢中になっちゃってドナにたしなめられているシーンがありますが、ああいう雰囲気が素敵でしたね。
オトナになったんだなあ……。
しみじみ。

友情はいわずもがな、父親との△関係(笑)この親子喧嘩すごく子供っぽくて面白かったですね。
アキラにとってクロードは父であり兄であり弟なんだろうなあ。
いい関係性だ。


おまけシナリオで、しっかりと、この恋物語のルーツである「おばあちゃん」の物語をドナが読み解いていく形で綺麗に絞められていて、じんわり。
何事も縁ですなあ。大事にせんと。

本当にこの作品も縁あってプレイできてよかった。
ゲームも縁ですよねー♡

素晴らしかったです。
ありがとうございました……!!!


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