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STEINS;GATE 0 (シュタインズゲートゼロ) 感想 [科学ADVシリーズ]


少しずつ日も長くなってきましたね♡
春が近づいてきてるのですかね……楽しみです!
さむいのやだー!

そんな私がここ最近こたつに潜りみかんを食しながら。
「くりすー」と涙でこたつ布団を濡らし濡らし、プレイしておりましたのが、こちらになります。







シュタインズゲートゼロ。

アニメの再放送で「世界線」が変更され、そのシーンをみた直後から「はよプレイしたい!プレイしたい!!」と思っておりましたが、今になってしまいましたね……。

うん。
個人的にはとても面白かったです。

個人的に、と構えてしまうのはなぜかと申しますと、たぶんシュタゲシリーズをすべて……他のメディア化されたもの、例えば書籍だとかコミックだとかCDだとかですね、そういうものを追いかけてきた方にとって新鮮味があるのか、ないのかについては私には判断しかねるからなんですね。

私自身は、正直シュタインズ・ゲート本編自体のオハナシに、若干もやっとしたものを抱えているせいか(もちろんとても面白いとは思うのですが)この岡部倫太郎の物語にそこまで惹かれなかったんですね。
好みの問題なんですけどね。

しかし今回「正当続編!」という謳い文句で広報されていたこともあり、続編というのであれば……と思って、プレイしてみたくなった次第でございます。
キャラクターはみんな大好きだし、彼女たちと紡いだいろんなエンドもそれぞれインパクトがあって覚えていたし。

というわけで、私の感想はシュタゲ本編→シュタゲゼロしかプレイしていないプレイ感想として参考にしていただけたら嬉しいかな、と思います。

で、ですね。
トロコンした結果。

私はどちらかというと「続編」というよりも「まゆりルート外伝的ファンディスク」のような印象が強かったです。

厳密には本編まゆりルート、では、もちろんありませんが、クリスではなく、まゆりを救った世界線からスタートしているからかな?そういうイメージでした。

ファンディスクという意味で、非常に面白かった。
それはやはり「本編を殺していない」この一点ですね。
ファンディスクというか続編に位置づけられる作品に関しては、本当にこの点が一番大事だと個人的には思っております。

新しいキャラクター、新しい伏線が撒かれようとも、本編の面白かったところを殺していないところが素晴らしかった。
今回は、ものすごくあっちへいったりこっちへいったり、キャラクターが持っていた設定が世界線によって変わりまくるので、なんだか前回よりもリーディングシュタイナー体感できた気がするくらい若干フクザツでしたが、それでも根本のところはブレてない安心感がありましたね。

既存キャラクターの色とか、影が深まるファンディスクだったかな、と思います。

ボリューム的には、間違いなく本編を考えると短いのですが、これくらいでいいかな、私は。
本編がしっかりしているので、シンプルに、描きたい部分を描いてくれてるなという感じが好きでした。

まあなんだ。
なんにせよだ。

クリスティーナ、大好きーーーーー!!!!


では。
簡単ではありますが、ネタバレ感想です!






・「紅莉栖」であって「紅莉栖」ではない


まゆりよりも紅莉栖派である私(まゆしぃもかわいくて好きなんだけどね!!)にとってシュタゲゼロをプレイしていて、やっぱり切なかったのはずばり「アマデウス」、その存在でした。

彼女の面影が色濃く残る場所を、時間を、オカリンの視点で振り返っていくたびに涙が溢れそうになって、ただそれだけでも切なくて苦しかったのに、そこへアマデウス「紅莉栖」とのコミュニケーションです。

( ;∀;)

オカリンが、アマデウスの中に自分が知っている「牧瀬紅莉栖」を見つけたり、また逆に自分が知らなかった頃の「牧瀬紅莉栖」を見つけて、そのちょっとした違いから「牧瀬紅莉栖はもういない」という現実を突きつけられたりするというシーンがストーリーの随所にあって、そのたびに私もオカリン同様、嬉しくなったり切なくなったりしました。くすん。

アマデウスとの距離を縮めれば縮めるほど、若干満足感を覚えてしまう自分がどこかにいて、それが許されないと知りながらも、疑似的な存在だとわかっていながら「彼女」に依存してしまいそうになるオカリンがとっても愛おしかったです。

牧瀬紅莉栖本人とは、奇跡の邂逅というべきか、本当にちょこっとしか会えないけど(ちなみに、あの世界線での別れのシーンはとても美しかった)作品のどこを切り取っても、牧瀬紅莉栖という存在へノスタルジックな想いを喚起させるシーンばかりだったような気がしますね。


・真帆と紅莉栖、2人の天才の友情


個人的に一番好きだったのは、真帆ルートである「存在証明のオートマトン」

この作品には紅莉栖に似ている女性が2人登場します。
そのうちの一人、椎名かがりは身体的特徴が似ている、とするなら、比屋定真帆は精神的に似ていますよね。
紅莉栖の「姉」的な雰囲気を持つキャラクターだなと思いました。
もちろん紅莉栖の先輩という点もありますが、彼女が紅莉栖に向けている愛情は親姉妹に向けられているような印象を受けたからです。

彼女のことを悪く言われたり利用されたりすると誰よりも怒るくらい大好きなのに、紅莉栖に対してはおろか、アマデウス紅莉栖に対しても、そんなそぶりを見せたがらない真帆。また、親族でもないのに、彼女のプライベートの塊であるノートPCをさも当然の権利があるかのようにパスワード解除をしようとします。そんな姿は、まるで本当の姉のようですよね。

真帆は、紅莉栖と自分を「アマデウスとサリエリ」に例えますが、彼女と真帆の関係性を見ていると、どのルートであっても真帆は紅莉栖を、紅莉栖は真帆を、とても大切に想っていることが自明である書き方をされているので、その上で真帆が、天才少女紅莉栖に抱えていた、尊敬であり羨望であり嫉妬であり劣等感であり……複雑な胸中が描かれていて、とても面白かったです。

あなたさえいなければ、そう思ったこともあった。
私はあなたには絶対に追いつけない。

不思議なもので、誰よりも素晴らしい頭脳をもった天才と後輩を認め、愛することが出来る、器の大きい人でさえも、浅ましく自分と比べてしまうのですね。
それは人間の性ともいえるべき感情かもしれません。

紅莉栖を認めることは一種の諦めであったかもしれない、自分の限界点に対する妥協だった時もあるでしょう。そうして、彼女は幾度となく自問自答を繰り返し、それでも「私は私なんだ」と己を鼓舞し続けてきたんだと思います。(このルートで彼女が萌郁にいった台詞のように)

「サリエリ」から「アマデウス」へ。
「それでもあなたを愛してる」という真帆の心の叫びは、アマデウスすら失った彼女が、子供のように泣くラストシーンにぎゅっとつまっているように思いました。


・いろいろな家族の形


ダルと鈴羽、まゆりとかがり、もしかしたらまゆりとオカリンの間にも家族に近い愛情があるかもしれませんね、こうした、時代をも飛びこえた家族の絆というか、愛情というか、そういうものがすごくポジティブに描かれていたなあと思いました。
昨今のゲームってどっちかっていうと家族の描き方ってネガティヴじゃないですか。
でも、シュタゲゼロはすごくそういった「家族愛」がかけがえのないものであり、それが世界を動かす原動力であってほしいというか、そこまでは言い過ぎかもしれないけれども、そういう、失礼を承知で陳腐な表現をすると「愛は世界を救う」というある意味で王道なテーマが軸にあったなと感じました。

トゥルーまでの過程を見ると、なんとなく最終的には「第三次世界大戦の壮絶さを身に染みて理解したから決意した」「日本でこれ以上の戦争は絶対にあってならないと考えた」ことに気づき鳳凰院凶真フッカァツ、みたいな感じにみてとれちゃうところが少なからずあるように思います。

が、無数にある、いくつもの世界線のどこかから、彼を信じて、彼の背中を押す仲間がいる、家族がいる、そしてそんな彼らを守るべく立ち上がらなければならないんだ、という自発的な決意こそが、狂気のマッドサイエンティストを叩き起こした。
そんなもうひとつの理由が、盟誓のリナシメントまでいろんな世界線上をプレイすると感じられました。
あと、めぐりめぐってかがりルートで、あの「歌」がオカリンのもとまで戻ってくるところにもそういう絆めいたものを感じますよね。素敵だった。あのED。

また今回は鈴羽のルーツがたくさん知ることが出来てよかったですね。
後にダルの妻となる由季が登場して、彼女との距離の取り方にすごく戸惑っている鈴羽の様子が、可愛らしくもあり、切なくもあり……。
この2011年にとどまっている時間が長ければ長いほど、あれほどまでに強かった焦燥感は薄れていく。
その一方で父がいて、母がいる状況に幸せを感じてしまうことに罪悪感すら覚える鈴羽。

未来の父親が彼女に託した想い、未来の母親が命をかけて守った自分の命。
両親のためにも、世界のためにも必ずやり遂げなければならないという思いとの間に板挟みになる彼女の苦しみはなかなかに想像を絶するものがあるでしょう。

それでも気丈に、泣きごとを飲みこんで、働き、戦い、みんなを見守り続けるその姿には涙が出ますね。
もっと甘えさせてあげたい、もっとわがままをいわせてあげたい。
プレイヤーがそんな風に思っても、彼女は一切そんなそぶりを見せない。
だからこそ、双肩にかかった重責から逃げようとするオカリンのことが、許せなくて許せなくて、歯がゆくて仕方がない。
阿万音鈴羽その人だけが、おそらく岡部倫太郎を責めたてることが出来るんだろう、そんな風に感じた本作でした。


・バッドエンドについて


完全にレスキネン教授の手のひらで踊らされてしまった結果、第三次世界大戦が起き、さらにまゆりや真帆を失い完全に諦めてしまうというエンド。

どうしようもなさすぎるエンドがあってこそのシュタゲですねw
心折れるな、オカリン、そりゃあな……。
俺が死ぬまであと14年ある、とかいう台詞がまた痛々しかったです。

ただ、このルートでしか見られない鈴羽の一面がたくさんあったように思いますね。
両親に対する想い、かがりに対する想いももちろんそうですし、彼女が非常にいろんなことを考え、抱えて、今ここにいることが伝わってきますね。ほんとかっこいいというか、切ないというか……。

あと真帆がやっぱりどうしても最後に頼っちゃうのは「紅莉栖」なんだな、というところとか。
AIだとわかっていても、彼女にとっての「アマデウス」であっても、縋り付くようにアプリを立ち上げてしまうところは、彼女にとっての牧瀬紅莉栖がどういう存在だったのかを示す断片のように感じました。(そんなところに引っ掛かった私が真帆ルートで泣いたのはいう間でもありません)


・ファンディスクらしいサービスシーンもいろいろ


シリアスなお話の中に、すごくファンディスクらしいコミカルなシーンもあって楽しかったですね。
クリスマスパーティとか女子会パジャマパーティとか♡

個人的にお気に入りだったのは「お掃除軍曹」のシーン。
みんなが「綯様!はい!(いいえ!)綯様!」といいながら、真帆たちのお部屋を掃除するシーンはとってもノリノリで可愛かったです(^^)
綯ちゃんってこんな一面があったんですねえ、私もひとりほしい。

あとは、巫女さんバイトのシーンですかね。
女性キャラクター(ルカ子例外)がみんな巫女装束をきているところは華やかでした。
ああいうなんでもない幸せが描かれているからこそ、余計にこの世界線が収束する未来について考えると苦しくなっちゃいますよね。

あっ、そうだ!

ハダカで戦う鈴羽ちゃんもすごくかっこよかったです!!!( ゚Д゚)スゲー!!



回収されていない伏線もちらほらありましたし、これからもシュタゲシリーズ、発展していくのでしょうかね?
応援してます(^^)





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