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月に寄りそう乙女の作法~ひだまりの日々~ 感想 [その他一般ADVなど]






月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~

月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~

  • 出版社/メーカー: dramaticcreate
  • メディア: Video Game








のろのろとプレイしておりましたつり乙ですが、ようやくトロコン!しました!
わー!楽しかったー!

初めて、女装モノ……?っていうんですか?(主人公は男の子なんだけど、訳あって女装している&その状態でヒロインと恋愛する)
プレイしました。

フォロワーさんが体験版やってらして(PSstoreにてDL可能です)面白そうだったのでプレイしたら、あっという間に引き込まれちゃって購入したのですが、ほんと面白かったです。

なにせ。
女の子がキラキラッ☆
もちろん主人公もキラキラッ☆

普段カウンセリング必至な乙女ゲームばっかりやってるからか、本当に眩しかった……。
眩しかったです。

個人的には、女装した男の子が女子校で恋愛する話、という要素よりも、服飾の専門学校でライバルともいえる友人同士で切磋琢磨しながら才能と技術を開花させ、自分の夢に向かって真摯に取り組む男の子と女の子たちのお話、というところにすごく惹かれました。

ひとくちに恋愛といってしまうとアレなんですけど、相手の才能に憧れたり、夢に向かう姿勢や挫折しても折れない強さを尊敬したり……という、そういう純粋な気持ちから恋が芽生えていくところが非常に丁寧に描かれていたと思いましたね。
まさに純愛。

ヒロインも主人公も、本当に何事に対してもとてもまっすぐで、ああ、お互いがお互いに惹かれるのもわかるなあと純粋に思えるキャラクターでしたね。
デザイナーになる夢に対しても、誰かを想うことに対しても、打算や駆け引きが一切ない。
ただ、一生懸命に、がむしゃらにもがいて、頑張っている姿がきちんとどの子も描かれていたように思います。

テキストもすごく読みやすい上に、ユーモアもあってかわいらしい表現もたくさんあって、女性である私がプレイしても全く抵抗なかったですね。

余談ですが、百合っぽい展開、雰囲気を望んでプレイ、というのもアリかなとは思います。中身は男の子なんだけど、ボイスは女性声優さんですし、すごくスチルなどももうフツーに女の子なので、いやはやかわいいです。ほんとそれ以外の言葉がない、かわいい。

個人的に、主人公大蔵遊星(小倉朝日)の声を担当されている中村さんは本当に素敵でしたね。
男の子ボイスと女の子ボイスがしっかりと演じ分けられていて、さらに男の子ボイスの時は女性である私でもきゅんきゅんきちゃうくらい甘かったです。
ああ素敵。
私もゆうちょ欲しいわあ。

お兄様もすてがたいけど。
(エクストラシナリオは大爆笑)

衣遠お兄様と妹りそなちゃんも、脇役ながらほんといい味だしてましたし大蔵家まるごと大好きですね!!!
もちろんヒロインたちも大好きなのですが、もういろんな顔を持ち合わせているお兄様と、兄ラブなんだけれども容赦ない、りそなちゃんの温度感が大変気に入りました。私。

おっと、脱線しました。
それでは以下からざっくりとですが、ネタバレ感想です♪











★柳ヶ瀬湊

幼馴染ポジションというなかなかおいしい立ち位置にいるにも関わらず、一番服飾からは遠いからなのか、シナリオが結構ざっくりしていたように思いました。

彼女の実家、柳ヶ瀬運輸が倒産に追い込まれるのもなかなかあんまりな理由だし、あまりにも展開が急だし(学祭もびっくりするぐらいあっという間)。湊の、クラスでの扱いに関してもそんなに湊がいろいろと当たられているような描写もなかったものですから、ちょっと「イジメで倒産に追いやられる」というのが想像しにくかったですね。(移植にあたって何かいろいろとマイルドになったのかしら?)

しかし、実家を案じて学院をやめた湊を、ゆうちょが覚悟を決めてすべてを投げ出して追いかけるというところはきゅんとしましたね。
服飾の道はどこからでもどこにいても目指せる、そういう姿勢は好きです。

なんか物語の中盤で新婚ごっこ的甘展開だったのはちょっと、はやいな……?とは思ったのですが……!
あとこの新婚ごっこ辺りはオリジナルではどうなんだろう……?そういうシーンが入るのかな?なんとなく話の流れとか、甘い会話がブツっと切れるというか、登場人物の会話とプレイヤーの認識にズレがあるというか、そういうのが感じられたところもありましたね。

で、ラストはまさかのメイド喫茶の店長ですか……?

まあその展開にはかなり「えええ」とびっくりはしたんですが(まあでもゆうちょの特技はいかさないとね、元メイド!)湊のルートでデザイナーがどうのこうの、っていうのもおかしいので、これはこれで面白かったです(^^)
これからは二束のわらじを履きながら、服飾の道をめざす!っていうね!

個人的には、湊ちゃんは最初の木登りから落ちて朝日=ゆうちょってバレるシーンが一番気に入っています。可愛いですよね、あの慌てふためきよう。女の子らしくきゃあきゃあいうんじゃないところが湊ちゃんらしい。
あとは、湊の実家の近くの川で水の掛け合いしてるとこですかね。
よけろや!
かわいかったです♡

余談ですが、私は湊ルート、七愛と湊の出会いを語る七愛のシーンがすごく好きですね。
盲目的に湊のことを愛しているように見えた七愛が、非常に冷静に、客観的に湊という人をひも解いていく、その姿と言葉はなんともいえず魅惑的でした。
ほんと、七愛あっての湊なんだなあと。(キャラクターとして、ね。依存しているという意味ではなくて、七愛がいるから湊のキャラクターがひきたつ、というか。メイドの鏡だな)


★花之宮瑞穂

彼女に関しては、ルートストーリーというよりも瑞穂の生き方というかそういうものが素敵だなあと思いました。
どうしても「男性嫌い」という部分に焦点を当てられ、朝日が男性だった、ということにショックを受けた瑞穂がどう彼を受け入れていくか、みたいな話になってしまうのはしょうがない。というかド定番なんじゃないかしら、女装がバレでぎくしゃくするっていうのは。

でも、個人的には彼女のよさは、自分のやりたいことと、自分が背負っている責任(彼女の場合は家のことですね)にうまく折り合いをつけて、両方とも懐に抱きこむ力があるところだと思います。

アイドル大好き!と言いながらも、「着物」「和服」という「家業」につながるところをきちんと根底においてイノベーションを試みるその視点であったり……きちんと自分の立ち位置を理解する賢さが垣間見える少女ですね。(デザインの善し悪し云々はまあおいといて)

「男嫌いだから」と、日舞の方の婿取りはしない、という部分には、なんでもかんでも家の顔色を窺うわけではない、というところが現れているような気もするし、ふわっとしていた外見なのに、なかなかしっかりしたお嬢さんですよね。
そういう、瑞穂のひととなりはとても好きでした。

しかし、お話が……正直あんまり覚えていないくらい印象に薄いんですよね。

朝日=ゆうちょだとバレるところの演出は素敵だったし(あの傷ついた瑞穂の表情はとてもかわいらしかった)、彼女が心に折り合いをつけて、男であった朝日をも抱きこむ過程は、前半の絆を深めていくシーンからも理解できるからよかったです。
ですが、私にはイマイチ彼女が男性を嫌いになった背景が弱いような気がして(これもオリジナルとは違うのかもしれませんが)その辺りに、ちょっと感動が半減する理由があるかなあとは思いましたね。


★ユルシュール・フルール・ジャンメール

ユーシェ、きゃわいいいいいいい!!!

ルナのルートもすごくよかったけれども、私は結構ユーシェのシナリオが好みでした。
ルナの才能より自分が劣っていることを認めながらも、決して表には出さないユーシェ。
その、自分なりに己に課したポリシーというか、美学を貫くというか、そういうところもとても素敵な女の子でしたし、ルナのその才能を超えたいと必死に努力するも、ことごとく挫折、それでも最後には立ち上がるということを繰り返す強さも大好き。

だから、ユーシェの弱い部分を知ってしまったゆうちょが、ルナへの忠誠に背いても彼女の支えになりたいとハマっていくのにはすごく共感を覚えましたね。

あと、早い段階で性別がばれるというのも面白かった。
その明かし方もすごく好きですね。
ユーシェの秘密を知ったゆうちょの、彼女への誠意の示し方としてなので、とても紳士。

秘密を共有した2人が、あっという間に親密になっていくところもとても甘くてよかったです。
ただ、甘いだけじゃなくて、それがきちんと信頼関係に裏打ちされたものだから素敵でしたね。

努力型「天才」の2人が、正真正銘の「天才」に立ち向かうというストーリーもすごく好きです。
ラスト、フィリコレの、何が何でも勝つために、金にモノをいわせてエーデルワイスに似た花を輸入しちゃう!みたいな豪快さもとっても好きですね、ここまでやってもまだ勝てるかどうかわかんないんだ!!みたいな必死さが伝わるといいますか、金持ち全開っぽい感じがユーシェルートらしいといいますか……衣装の演出で一番楽しかったのは、やはりこのルートでした。

いろいろとイジられているところもすごく可愛くて好きですね♡
間違った日本語を教えられてるところとかはもうテンプレかもしれませんが、照れた時の「ですのー!」もきゃわいいし、サーシャとのコンビもすごく面白いし、美しゅーるなどなど、名前で遊ばれるのもとっても愛らしい!

彼女は一生懸命見栄を張っている少女な部分と、お嬢様らしい高貴な雰囲気と、朝日を男性だと意識してからの乙女な部分と……いろんな面が見られて、そういうくるくる変わるところがとっても可愛かったです……!

ユーシェが主人公を「遊星さん」として接する時に選ぶ言葉、会話の仕方が個人的にすごく好きなんですよね。ユーシェ、大好きです♪


★桜小路ルナ

お優しいルナ様にどこまでもついていきますううううう!!!!

ユルシュールの次に好きだったのはルナ様。
こちらのシナリオで何よりもすごいのは、主人公が「男の子」だと認識する前から、自ら「不純な関係」だと認めるまでになっちゃって……ぐずぐずと恋愛関係になってしまうところですね。

主従関係の中にある親愛が、ゆっくりと恋愛に変わっていく様がとても丁寧に描かれていたと思うし、ある意味朝日が自分とルナが異性であることを認識しているからこそ踏み込んで表現していく部分にも、心理的なリアリティがあって、こういう展開も納得だなあと。

籠の鳥だった彼女が、裏切られ続けた彼女が、やっと見つけた心から信じられるひと。
彼女にとっては(確かに自覚した時はかなり悩んだだろうけれども)性別なんてどうでもよくなるというのが真理だろうなあと思います。

また、圧倒的といえるほど、親密な主従関係の描き方がうまいですよね。
絶対服従、というのを表現するのは簡単なような気がしますが、なんでしょう、気が置けない間柄ながらも主従関係はどこまでいっても覆らない、でも縛り付けるような、縋り付くような関係でもない。

この関係性が絶妙でした。

これは、ルナ様の「人の上に立つ者」としての器の大きさといいますか、そのキャラクターが一切ブレてないからこそ、のような気がしましたね。
だからルナ様は偉大ですし、そんなルナ様と出会うことができたゆうちょは幸せものですね……!!!
(乙女ゲーでも出来ないのかしら、この感じ。みたいわあ……)

彼女が抱える問題と言いますか、家族の関係はなかなかに切ないものがあります。
でもだからこそ、彼女がゆうちょを何が何でも手に入れたいと思う気持ちが理解できます。
衣遠兄に対して「(朝日の)余命があと少しなのでは、などという想像よりかははるかによかった」とルナが言うところは、個人的にすごく刺さりました。
きっと、これまでの人生で、上に立つ者としていろんな場面で「最悪のケース」を想像し、覚悟してきた彼女だからこその言葉だと思います。

最後の、ゆうちょが母に当てたメッセージからのフィリコレの流れはとても綺麗でした。
ルナ様のドレス姿もとても美しかったですしね。
ちょっとおどけてみせる2人も、すごく等身大で可愛かったです(^^)
ばーん♪


と。
最後までプレイして思った事。

衣遠お兄様は……もしかしてゆうちょのこと大好きなのでは……???!!!(゚Д゚)

ほら、なんていうか、可愛い子には旅をさせよというか、ライオンが我が子を谷底へ突き落す(あれ?あってる?)というか、そういう雰囲気がすくなからずありますよね。
もちろん才能のないヤツは価値なし!という筋がしっかりあって、ということはわかっているんですが、どこまでゆうちょの才能を測った上で振る舞っているのかがとても気になります。

全ルートプレイすると、お兄様が、才能を持て余すというか、それを貪欲に追及しないゆうちょに発破をかけているように見えてきて、面白いですね。

きっついけどね!!
屑がァァァ!!!って言われるけどね!!!!

そんなイオン兄様から一生懸命かばってくれながら、夢を応援してくれるりそなちゃんもとっても可愛くて可愛くて可愛くてなんでりそな攻略できないんだろうかとか思っちゃいましたよ、ほんと(笑)

はー楽しかったです♪
やっぱりギャルゲーはまた違った目線で楽しめるから楽しいなあ♪



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