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祝☆Vita移植☆月影の鎖~錯乱パラノイア~をおすすめしてみる。 [月影の鎖-錯乱パラノイア-]



12月に入りめっきりお寒うございますですねえ……!!
こたつにみかん、お膝には猫。
手の届く範囲にスマホと携帯ゲーム機を常備……そんなお嬢様方に冬のお供におすすめしたい乙女ゲームはこちら。







月影の鎖~錯乱パラノイア~だー!!!!!
(わああああ)

……と、慣れないTVショッピング風にはじめて見ましたが、このゲームそんな「1本買ったらもう1本ついてくる!」「わあ♡お姉ちゃんにもあげなくちゃ♡」みたいな、万人にすすめられるゲームじゃ、なかった

ことを、今、思い出しました………。
もっとしっとり始めればよかったわたしのばかばか。


いや、でもね。
ここ最近のスイートクラウンの高評価もあって「月影の鎖って面白いの?」っていう方もね、いらっしゃると思ってね、月影が大好きないちブロガーとして、黙っていられなかったのであります!
こうしちゃいられないやーい!!


では、ここから先はちょっと真面目に書きますね♡
ご興味のある方はどうぞ。











★何よりも評価が分かれるのは紅霞市の「世界観」


月影の鎖は、タイトル通り。
それぞれの「鎖」に絡めとられて日々を一生懸命生きている登場人物たちの物語です。

上記のように表現すると、どこか不自由で、少し可哀想な人たちのお話のような気がしてしまうのですが、私も、きっとこれをお読みの貴方も、何らかの「鎖」にどこかを縛られて生きていますよね。

例えば、仕事であったり、家であったり。
学校であったり、親であったり、お金であったり、過去であったりするかもしれません。
誰かのために我慢していること。
何かのために諦めたこと。
また逆に、誰かのために頑張り続けていること。
何かを壊さないためには、走り続けるしかないこと。
そうした事情が少なからずありつつも、私たちは気持ちに折り合いをつけて、毎日をそれなりに楽しく生きています。

この月影の鎖のヒロインをはじめとする登場人物たちも、皆、そうなんです。
誰もが重い「鎖」だと認識して、生きているキャラクターはいない。
それぞれの事情を背負いつつも、日々毎日前向きに生きている。
しかし、その気持ちのバランスが、紅霞市で起きる事件によってだんだんと失われ、その過程でヒロイン(攻略対象)と出会い恋をして、自らが引きずっている鎖を重いと感じるようになっていきます。

転換期を迎えた狭小なコミュニティの、将来に対する漠然とした不安。
扇動される民意。
行き過ぎる被害者意識。
そうしたことで激動する環境の中で、自分らしく生きることは罪なのか正義なのか。
それを表現しているのがこのゲームだと思います。

彼らを飲み込んでいく紅霞市の情勢は、必ずしもフィクションだとは言い切れないリアリティがあります。集団心理とは、恐ろしいなと感じる時ほどどこか強く残るものです。
もしかしたら、少し嫌な想い出がよみがえったりしてしまうかもしれません。
正直、紅霞市の住人たちに悪意を抱くプレイヤーも少なくないと思います。

しかし、だからこそ彼らが生きてくるんだと思うんですね。
彼らの取捨選択していくものに強く共感できたり、反感をもったりすることが出来ます。
いい意味でも悪い意味でも、そうした背景がしっかりしている作品であると言えますね。

というわけで、若干人を選ぶ(乙女ゲームなのに、わざわざイヤーな感じにリアリティがある作品をやりたくないというお嬢様方には向かない)世界観にはなっているとは思いますが、個人的にはこういうものをテーマにした乙女ゲームは希少なので気になった方にはぜひプレイしていただきたいです♡

あっ。そうだ。
世界観は暗くて若干厭らしい感じはありますが、エンドについては大丈夫!

安心してしてください。
ハッピーエンドですよ♡



★文学的な表現と、上品で艶やかな紳士たちの共演


月影の鎖は、ぶっちゃけシナリオの流れよりもそのうっとりするような表現に注目して、いただきたいッ!!!!

個人的には、あんまり、実は、シナリオの流れがすごい!好き!!ってわけではなくて、ピンポイントで「誰々のどこどこのシーンの一連の流れが好き!!」みたいな萌え方をしている作品です。

私の中では、こういうハマり方がなかなかに新鮮で、そういった意味でも心に残っている作品のひとつになっています。

情景や描写の語られ方、表現の仕方が単にクラシックな感じじゃないところがいい。
カタイ文章じゃないのに、綺麗で美しく読みやすいです。
全体的に和モダンな感じがあって素敵なのですが、きちんと攻略対象たちの立ち振る舞いや言葉までもがその雰囲気で統一されています。

また、ガツガツ攻めてきたり、カウンセリング必須な男たちが多い乙女ゲームの世界ですが、これほどまでに上品で、かつ艶っぽい紳士が揃ったゲームも珍しいです。

色っぽいというのではなく、艶っぽい。
ふとする仕草や、言動がなかなかにどのキャラクターも艶っぽいんですよね。

でもそれぞれ全然違う「艶」です。
そこが素晴らしいんですよね。

またそんな紳士たちが惚れるヒロインについてなのですが。

ここもまた人を選ぶ要素のひとつだと思います。

作品的にはとても素敵なヒロインだと思います。
しかし、女としてみるならば。

……人それぞれ思うことがいろいろとあるヒロインだと思います(笑)

彼女はどちらかといえば、他の乙女ゲームのヒロインたちのように、例えば「そんなことを言うなんてお前は他の女と違うな……?」とか「君のその力は特別なんだよ!」と言われるような、特別な何か――例えば能力、地位、考え方、ガッツなどなど、があるような女性ではありません。

自分とは何かをうまく表現できない、それでいて非常に客観的に自分を見つめている彼女。
そんなヒロインが、彼に何かを求めたり、自分を主張したり、できるわけがありません。
だから、彼女は彼の瞳に映る自分に価値を見出そうとするかのような恋愛の落ち方をします。

有り体にいえば、そこがいわゆる「病んでいる」ように見えたりするんですね。

なので、暗いヒロインは好みじゃないなあという方にはあまり向かないお話であることは確かですね。


★多彩なエンドとそれを彩る秀逸な音楽とスチル


さきほどは、安心してくださ(もういい)

……と言いましたけれども、バッドエンドもとても退廃的で素敵です。
(個人的にはハッピーエンド以外が好き)

「依存エンド」があるこの作品。
そんなわけでもちろん、依存バッドも存在します。
依存エンドもそれなりに後を引くものがあるのですが、なかなかにバッドエンドの余韻が残ります。
バッドエンドまでこだわっている作品は良作だと個人的には思います。
とってつけたようなバッドエンド、容易に想像できるエンドではなく、そのバッドエンドにある先の闇を想像できるような、そんな内容になっているのが、素敵ですよね。

シナリオ面以外のお話も少し。
TAKUYO作品はどうしてもスチル数が少ないのが特徴ですが、この作品はとてもスチルも作品に合っていて綺麗です。紫を基調としていて、ヒロインのお洋服もとても可愛らしい……!
ビジュアル的にも、とても好きな作品ですね。
さらには音楽も「死神と少女」を担当された方と同じで、とても美しい。
それぞれのシーンにぴったりで、今でも音楽を聴くだけでいろいろとよみがえってくるものがありますね。


長くなりましたね……!すみません!!
どんな形であるかはわかりませんが、参考になれば幸いでございます(*´ω`*)

ちなみに私は。

2本予約してるーよー!!!へーい!\(^o^)/


月影は店舗特典CDが面白いのです('◇')ゞ


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コメント 2

かよ

こんにちは。いつも楽しみに拝見しています~。
カエル畑からのスイクラがすごく面白くて、次は月影やろうかな、でもFD移植してないしな…と悩んでいたのです。
ブログ読んで購入決めました!

実はあかりさんの「ネタバレなし総評まとめ」の記事にはすごくお世話になっております。
蝶毒とか越えざるは紅い花とか、総評みて買ったものがいっぱい。本当によかったです。
なのできっと月影も!
これからもおすすめゲームがあれば、よろしくお願いします。
by かよ (2015-12-05 16:09) 

あかり

>かよさん

こんにちは!はじめまして!
わー!嬉しいです(^^)
こちらこそいつもありがとうございます!!

カエル→スイクラ→……で楽しめたなら、まず間違いないと思います\(^o^)/
いらっしゃいませ!!紅霞市!!
またぜひ、プレイされたら感想教えてくださいね♡
合わなかった……でも全然大丈夫ですので!!

ネタバレなし総評まとめが、かよさんのお役に立ってるなんて、とても嬉しいです!!ブロガー冥利につきます……!!

これからも出来る限り頑張って続けていきますね!
ありがとうございます(*´ω`*)

また気が向いたら遊びにきてくださいませませ☆
首を長くしてお待ち申し上げております(^^)




by あかり (2015-12-05 20:25) 

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