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絶対階級学園~Eden with roses and phantasm~ 七瀬十矢 感想 [絶対階級学園]





薔薇様方の方にいくのが怖くて、石ころ階級の彼に逃げました。

……だって、一番マトモそうじゃあん??

というわけで、七瀬十矢。
ネタバレ感想です☆









この学園の体制を根本から覆してやろうと日々活動しているレジスタンスのリーダーです。
政治家の父親を持ち、正義感の強い彼は「階級による差別が当たり前」の学園の中で疎まれながらも、自分の考えを貫いて生きている青年です。
間違ったことは許せない。
間違ったものは正さないと気が済まない。
若干潔癖すぎる性格を持つ十矢は、ネリの登場によって次第に現実と理想のギャップに苦しむこととなります。


☆石ころルート

元レジスタンスメンバーに、女王暗殺の濡れ衣を着せられる十矢。
その汚名をはらすために、ネリと十矢は真犯人探しに乗り出します。
序盤ネリが制服を切り裂かれたこととのつながりなどを探るうちに、薔薇階級のとある人物が不審な動きをしているという噂を耳にします。
そうして「探偵ごっこ」をしている間に、少しずつ2人の距離は近づいていくのでした。
いい感じに楽しくなってきた矢先。十矢を女王殺人未遂事件の犯人だと証言し、その「報奨」としてミツバチに上がった二見という生徒が、十矢のもとに謝りにやってきます。
「一度裏切った者は二度と信じられない」
十矢のその言葉に、違和感を覚えるネリ。
過ちを許すことが必要だと説くネリに十矢は激昂します。
びっくりしてしまったネリはその「元凶」ともいえる二見に、つい十矢とのことを相談してしまい……。
運が悪いことに、それが十矢の耳に入りさらに事態はこじれていきます。


そんな折、萌花から突然提案される和解。
そして、ネリは萌花を「許した」が故に騙され、薔薇階級のお坊ちゃんたちに監禁され、十矢を呼びつける餌とされてしまいます。



許すことを実践して、十矢に「誰かを許すことは怖くない」ということを証明して見せる……とみせかけて。

ひっかかってやんの。

ひっかかってやんの……っていったけど、私、ここはものすごく萌花に感情移入しちゃって不覚にも泣きました(笑)

心の中では友達だと思っている子を、長いものに巻かれるようにして、騙し裏切った結果、その子とクラスメートが殺されかけた。
この事実をもってしても、ネリからは憎まれない。
「萌花は仕方なく手伝ってたんでしょ」
と、他でもない被害者のネリがその行動を正当化してくれる。
ここで、ぶわっと涙をためる萌花に、なんだか彼女なりの葛藤と戦いを垣間見ちゃって、ちょっとキちゃいましたね。

偽りを塗り重ねた人間関係の中で、笑顔で生きていくのって、とっても疲れるからね……。

……って、萌花について語っても仕方ねえや。

十矢くんは、自分にまっすぐでええ男やなあとは思うのですが、個人的には付き合いたくないタイプかな、とは思いましたね。
ネリーにも自分の考えを強要するようなところが多少なりともあるというか。
友達でいる分には踏み込まれないから、彼の眩しさを楽しめると思うのですが、彼女になると、その正しさ、誠実さを求められるといいますか……それはちょっとしんどいかなとは思いますな。

でも十矢くんの短所でもある「一度裏切った人間は何があっても絶対に許さない」という考え方は、個人的には激しく同意したい気分でいっぱい。私も、「もう一度許すこと」で何かしらのリスクを負うのであれば、「許したことで得られるもの」を捨てるタイプです。
二度と心を開かない。
しかもそれこそが、レジスタンスリーダーとして確固たる揺らがない意志を示すために必要とあらば、なおさらだと思いますね。
だから、ネリーがあっさり「許してあげなよ」というのは無神経かな、というのが個人的な思いです。
この辺りが、かなりプレイヤーの性格によってとらえ方が左右されるのもとてもゲームとして面白いですよね。


余談ですが、鷺ノ宮レイの言葉。
「エデンの園」から逃げてきたのにそこは楽園じゃなかった。
カルト宗教に、ナイフを握りしめる少女ネリ、どうやら4人(赤、白、十矢にネリ)は幼馴染だった?みたいな描写もあって……真相が楽しみです(*´ω`*)


☆薔薇ルート


こちらは正直、ツッコミたい。

これは恋愛と言えるのだろうか……??????

お互いの価値観に惹かれて始まった恋愛なのに、そこがずれてきたことから目を逸らして続けられる恋愛関係は、なんだか……もう笑うしかないww


ネリが薔薇階級になるこちらのルートでは、愛のために階級を捨てられないネリと、愛のために信念を曲げられない十矢との、まさに「薄氷」の上を歩くような関係を続けていく2人が描かれていました。

お互いにお互いを好きだ愛しているといいながら、お互いに生き方は変えられない。
全く相容れない方向性の生き方をしているにも関わらず、夜な夜な人目を盗み逢瀬を重ね、お互いにお互いを求めてしまう。

なんと、お先真っ暗な関係性でしょう。
未来がなさすぎてなwww

ある意味、恋というよりかはもう、執着に近いですよね。
ポジティブな「諦められない」ではなく、ネガティブな「諦められない」です。

学園に入った時、その価値観と考え方の近さから惹かれたハズの2人なのに、薔薇ルートでは最終的に十矢が十矢だから好き、ネリがネリだから好き、というような、非常に表面的な恋愛へとシフトしていきます。
おそらくネリはもう「レジスタンスリーダーと恋愛なんて燃えるでしょ」くらいのスタンスなんだと思います。一方十矢も「薔薇階級の男には、ネリをとられてなるものか」という、自分の価値観を押し付けるようにして若干浅ましい嫉妬をのぞかせます。

ある意味で初心な十矢とネリだからこその堕ち方がそこにはあって、どこか空々しくて良かったですね。

まるでロミオとジュリエットだね(苦笑)と独白しているネリーがとっても素敵。
もちろんそれは、ロミオとジュリエットとは真逆の恋愛をしているから。
彼女たちは愛に生きているわけじゃない。
ちょっと皮肉っぽい思考傾向になるのも、薔薇ルートだからこそ、な感じがして好きですね。





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