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NORN9 LAST ERA ノルン+ノネット ラストイーラ 室星ロン 感想 [NORN9 ノルン+ノネット]





本日はロンさん、ネタバレ感想です☆
続きからどうぞー!














・Concerto

こちらは、ロンの記憶を消してから彼らがどう生きていくか、というお話。
武器を根絶するために旅を続けるという他のメンバーの誘いを断って、七海はロンと街で穏やかに暮らしていくことを決めます。
「世界」の監視には目を瞑って。

すべてを忘れてしまったロンは、まるで子供のように七海の体温を求めます。
何をするにしても七海の許可を求め。
善悪を判断するのにも、七海の言葉が必要。
完全に自分に依存している彼を見ながら、漠然とした不安を抱く七海。
そんな時、ロンがかつての雇主である「F」という人物に追われていることがわかります。

ロンが以前の苦しみを思い出さないように「人を殺すこと」から必死で遠ざけてきた七海でしたが、最終的にはFに2人は追いつめられてしまいます。
絶体絶命のピンチに陥った時、ロンが炎の力でFたちを燃やし尽くしてしまうのでした。



そうか、能力で殺すのか………。

と思ったのは私だけなのでしょうか。
なんだろう、あの、炎の力を使ってFを始末する、というところに無駄に引っ掛かりました。
ホントなんでかな。

ラストイーラ関連のブログでは何度も使っている「個人的には」という言葉だけれども(そもそもブログは個人的な意見なのだから前置きしなくてもいいんだけど)……ロンさんに関しても、個人的には、銃で、の方が嬉しかったかな。
囲まれてるんだから現実的じゃないし、さらにここで能力を使うことによって「世界」に見つかることを厭わないほどに、戦いにおいては恐ろしいほど合理性を考えて動いていたロンさんが確実にどこか「変わった」のだということの証明にもなるような気はするんですけど。

……でも、やっぱり「個人的には」本編のあの「ロン」の片鱗がどこかにあると望まずにはいられない。

能力を使うことと、銃で殺すことがどう違うのか。
たぶん、私の感覚の問題なのだと思うのですが、直接的であるか、間接的であるかの違いがあるような気がするといいますか。

ロンがあのシーンで、無意識に息を吸うように「銃」を奪い取り握る、みたいなことをしてくれていたら、結局彼は自分の手を汚さずにはいられない人なんだろうな、と思えるというか。
それでも確実に前と違うのは、それが「誰か」のためであるということ。
ただとそれがあるとないのとでは大きな違いなのでで、それだけでも、いいんじゃないかなって思ったりしたんですよね。

だからこそ、ロン七は荊の道なのだし、こんな大人と一緒になるなんて本当にどうかしてる、って思わせてくれるので……あれっ、私何いってんのかなっ、FDだっていってるでしょっ……ぐすっ!!



・Fuga


個人的に一番楽しみにしていた、ロンのフーガ。
期待を裏切らない感じでとても楽しかったです。

ロンが何を思って、七海に興味を持ったのか。
それがとても丁寧に描かれていて、素敵でしたね。
こはるのふとした言葉(名前を憶えてあげてほしいってやつ)があんなに彼の中の何かを揺さぶっていたとは思わなかったですね。

暁人から解放してあげたいと願う気持ちが、彼の場合は嫉妬であった。
罪悪感しかない七海の心の正義感を満たすために、彼は炎の能力を奪い暴れた。
……というのか。

本当にこの人は。
悪者がいなければ自分がなればいい。
そしてそれは誰にも譲りたくない。
ただ、君を縛るのは俺だけでいい。

そんな考え方はどうしようもなく自己中心的でありながらも甘美であります。

駆や正宗、夏彦や朔也、一月や暁人、千里や平士、みんなが誰かの手をとって、誰かの肩をかりて、泣いたり笑ったりしながら前を向くために頑張ってきたようなことがすべてもう、何もかも、彼の中では「終わったこと」。

誰かを傷つけてしまわないように。自分を壊さないように。
そうして人は人としての矜持を保っているのに、それらがすべて過去であるロンさん。

すでに彼は殺しつくして、自分を壊してしまった後なんですよね。
そこがものすごく、決定的に他のメンツとは違う部分だなと感じました。

まあなんにしても。
ちゃんと、過去があったんだな……というのが、驚きでした。
いやそりゃあ当たり前なんですけど。

殺し屋か……。
ふわっとさせるしかないロンさんの過去、もっと覗きたいですねえ。


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