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宵夜森ノ姫 総評 [その他乙女ゲーム]













① シナリオ ☆☆☆

表記・表現の面で若干不安定なシナリオでした。
それぞれが科せられた「大罪」と、それを裏付けた過去とのリンクのさせ方は面白いなあとは思ったのですが、解決方法が短絡的であったり、あっさりと問題が解消されるような展開の仕方をする点は少し残念でした。
シリアスが基本なのですが、あまり深くまで描かれていないため感情移入はしにくいかも。
物語の面白さや整合性を、あまり求めずにプレイする方が良いゲームだと感じました。

② スチル・ヴィジュアル ☆☆☆

PSPの画像処理能力の問題なのかわかりませんが、非常に平面的なヴィジュアルになってしまっていました。パッケージイラストなどを拝見していると童話調の塗りで綺麗なのになあと少し残念に思いました。
しかし一番ツラかったのは、あるヴァージョンの立ち絵。
シリアスな展開の物語なのに、なんだかキグルミを着ていたりコスプレしてるみたいな感じになってしまっていて、結構個人的に厳しかったです。
スチルも結構単調な構図のものが多かった印象ですね。


③ キャラクター ☆☆☆☆

感触的には☆3つくらいなのですが、熱演してくださった声優さんたちの演技に敬意を表して☆4つに。
それぞれが背負っているテーマ通りのキャラクターで、もう少し意外性が欲しかったような気もしないでもないですけど、みんなで食卓を囲んだり、ヒロインと協力しあって生活を楽しむ様子はとても可愛らしく、和やかでよかったなあと思いました。
また、彼らはお話が進むにつれて呪いにその体と精神を蝕まれていくのですが、その様子を、とても痛々しく演じてらっしゃる声優さん方の演技をそれぞれ楽しませて頂きました。


④ システム ☆☆☆

パラメータ変化も解りやすいですし、攻略もそう難しくはないのですが、エンドリストがないので、スチルなしバッドエンドがどこまで回収できたのかがわからなくなりますね。
折角いろんなエンドがあるのに、ちょっともったいないかなと思いました。
選択肢スキップがあるのはとても攻略しやすかったですね。


⑤ 作品の完成度 ☆☆☆

印象としては、2~3年前の乙女ゲームかな、という感じ。
おそらく2012年くらいに発売されていたら、フツーに楽しめたゲームかもしれない。
(それにしてもちょっとキャラクターデザイン的に違和感を覚えるけれども)

恋愛に軸を置いたダークファンタジーと考えれば、まあまあ妥当な話の流れかなとは思いますので、キャストさんが好みならそんなに苦痛にはならない範囲のゲームだとは思いました。
王道的なルートもあれば、ぎょっとするようなルートもある上にエンド数もかなりあるので、それなりにヴァリエーションに富んだ結末が楽しめるゲームです。
描写の足りなさ、表現のわかりにくさ、物語の軸となる真相の?さを、声優さんの演技でカバーすることによって、うまくまとめているかなと感じました。
彼らの演技を聴くことによってはじめて、その壮絶さや悲壮感を理解できたような気がするからですね(笑)

うん、しかしながら。
相対的に、いろんな意味で面白かったです(*´ω`*)



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