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NORN9 LAST ERA ノルン+ノネット ラストイーラ 市ノ瀬千里 感想 [NORN9 ノルン+ノネット]



本日は、千里くんの感想でーす♪

それでは続きからどうぞ。












・Concerto

やはり千里は、何はなくとも「失われた記憶を取り戻す」ことがテーマでしたね。

武器根絶を目指して仲間とともに行動する中で芽生えていく世界への疑念、いつまでもこのままいるわけにはいかないと考えている矢先に、彼は船に乗るまで暮らしていた村の近くに着陸したことに気づきます。
あの場所に戻って、自分を試したい。
役立たずと罵られた過去の自分を見つめ直すために。
そんな決心をする千里に水を差したのが、宿吏暁人でした。

過去を問いただしたい千里、過去を千里と七海に背負わせたくない暁人。
そんな2人に挟まれ、すべてを知っているにも関わらず身動きの取れない七海。
こはるは、ぎくしゃくしていく3人の関係に焦りながらも、暁人の言葉、言動を振り返り、これまでどんな思いで千里を見つめていたのかに気づくのでした。

それぞれが愛した少女が、それぞれの背中をそっと押すことによって、過去を共有する市ノ瀬兄弟。
2人はようやくここで、失われた数年間を取り戻します。

その後、村の近くに着陸したのは、千里を使ってこはるを利用しようとした「世界」の目論見だったことがわかり、結果能力者たちは「世界」と関係と断絶をします。
能力者であることから、国に所属することが赦されない彼らはノルンでの旅を続けるのですが、ひょんな依頼がきっかけで日輪祭という村祭りを成功させたことをきっかけに、結果的に旅一座のようになる、というようなお話です。


記憶を取り戻す上で正宗の力に頼らなかった、「世界」構成員である、基久が千里の記憶を取り戻すための装置にも手をつけなかった、というところはとても千里らしくて素敵でした。
なかなか口を開かない暁人と七海に、イライラして、むしゃくしゃして泣き出すことはあっても、彼はそれに対して絶望して、悲しんでいるわけではないんです。
心ではきちんとわかっている。彼が自分にとって優しい兄で、自分のことを思って言わないことを。
でもそれは裏返すと、千里のことを信じてくれていないってことですよね。

お前は俺のこと何もわかってない。
お前は俺に守られていればいいんだ。
そう、暗に言われているようで怒っているんです。

口があるんだから聞きだせばいいだけの話でしょ。

千里を思って、基久の甘言に耳を貸そうとするこはるを遮って、ぴしゃりと言い放つ千里くんは、案外かっこつけてだんまりを決め込む兄よりも男前なのかもしれませんね。兄ちゃんホント涙もろすぎwww

千里くんは、可愛くて毒舌でひきこもりで……というのが一番にきてしまうのですが、この中で一番メンタルが強いのは彼のような気がしないでもないんですよね。芯のところは結構図太いと思います。

言いたいことを言うし、やりたくないことは絶対にやらない。
また、自分が「それは違うだろう」と思ったことに関しては決して頷かない。

こういうところだめだな、とは思っているところはあるんだろうけど、直す気はさらさらないんですよね(笑)
でもこはるに言われると「それもそうかも」とすんなり受け入れることが出来る。
素直さと頑固さがものすごいバランスで共存してるキャラクターだなあと再確認しました。
というか、自分が認めた者に対してはものすごく素直なんだろうな。

旅一座の件は、楽しむに限りますね。日輪エピソードだし。
2人の衣装がとっても可愛かった。ほんと、お人形さんみたいなカップルだと思います。

それにしても、私は基久と凪沙のコンビがすごく好きですね。
この2人はいい、ポジションにいるね。

……でも、やっぱりアレだなあ……武器根絶というテーマですら若干厳しいかなと前作ですら思っていた私が、そこから結果論とはいえ、世界の命令を聞かない(国に下らないことを条件に)「世界」に干渉されないように約束を取り付ける……とかいうなかなかギリギリ?の解決策に納得できるわけもなく……という感じですね。
まあでもこの辺りの、能力者としてどう生きるか、という話も進展しないと嘘だろうし、なかなか難しいところかなあ、とは思います。


・Fuga

彼が、節々にあの「焼き菓子」の味を思い出していたことがわかって、意外とセンチメンタルでロマンティストなところがあるんだなあと一層好きになりましたね。

一番フーガできゅんときたのは、こはるに告白するも「みなさん好きです!」と言われてしまって、部屋に閉じこもってしまうシーン。
こはる側から見ると、千里が、そういう好きじゃないのに、という意味で「怒って」しまったように見えたのですが、彼はなんと部屋に閉じこもって泣いていたんですね。
恋を自覚して。

初めて抱いた恋心なのに、なんて報われない人に恋をしたのだろうと。
自分なんかを振り返ってもらえるはずがない。
自分なんかをあんな陽だまりのような人が好きになるはずがないと。
その、始まった時からすでに終わっている恋に苦しくなって、切なくなってつい、涙がこぼれてしまう。

なんて可愛らしいのでしょう……!!!!

心を五本の指になぞらえて独白するところとか悶絶しそうでした。


市ノ瀬兄弟は2人とも本当に可愛らしいですね。
強がりで、繊細で。





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