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Code:Realize ~創世の姫君~(コードリアライズ) ヴィクター=フランケンシュタイン 感想 [Code:Realize ~創世の姫君~]






本日はフランの感想になりますー!
ネタバレOKな方は続きからどうぞ☆



















The love that asks no question,
the love that stands the test,
that lays upon the altar
the dearest and the best.
The love that never falters,
the love that pays the price,
the love that makes undaunted
the final sacrifice.

上記はイギリス愛国歌からの引用になります。
彼のルート的にはぴったりかな、と。

かつて宮廷お抱えの錬金術師だった彼が後悔していること。
それはかつて自らの名誉と自尊心のために考えることから逃げてしまったことです。

人々を救いたいという想いから錬金術師となった彼のキャリアは明るいものではありませんでした。
彼が創り出したのは、画期的な特効薬ではなく、ジクテリウムという毒素だけ。
そんな彼を引き抜いたのは、バッキンガム宮殿でした。
認められたという喜びだけで、その「毒素」が何に使用されるのかを知ろうとしなかったフラン。
彼の作った毒素が吸血鬼種族の大半を滅ぼしたあの吸血鬼戦争に、鳴り物入りで兵器として使われたと知ったのは、すべてが終わった後でした。

僕さえ、耳を、目を塞がなければ。
彼は罪悪感に耐えられず、逃げ出し――、国家機密を知る存在であるフランは「テロリスト」として指名手配されてしまいます。


そんな彼が、二度と後悔しないために、二度と自分の発見した物質が殺傷の道具とされないように。
イギリスのどこかに残されている大量のジクテリウムを回収破棄することを目的としたストーリーです。


・イギリス統治における光と影

フィーニス亡き後の「黄昏」を率いて、ジクテリウムによって大規模テロを起こそうとしているのは、他でもないヴィクトリア女王でした。
ロンドンを皮切りにジクテリウムによる毒ガステロを各国主要都市でおこし、その首謀者を欧州連合だと言い張った後に、世界大戦を誘発させる。
ヨーロッパでこれからもイギリスという国が生き残るにはこれしかない。
アイザックの遺したものによる、イギリスの技術的アドバンテージを生かして今のうちにカタをつけてしまおうという作戦です。

ヴィクトリアはこの「大戦」を引き起こすために、多くの犠牲を払ってきました。
彼女の血塗られた道は、愚王であった(彼女目線で)父親を毒殺したところから始まっています。
すべてはイギリスのため。
まさに、彼女のすべては「祖国へのまごうことなき愛」のために捧げられているんですね。

彼女はラストシーンまでその姿勢を頑なに崩さない。
その姿はとてもかっこよかったです。間違っているとかそんなの関係ない。
どっちかというと私は、フランの苦悩より、ヴィクトリアの闇を覗きたい気持ちでいっぱいでした。
表では賢君としての「イギリス女王」を精一杯表現し、裏では不必要なものは切り捨てる殺人者として暗躍する修羅の道を歩み続けてきた彼女の想いたるや……想像を絶するものがあります。

ぶっちゃけあの、ジクテリウム発散装置を解除する、的なシーンの主役は、ヴィクトリアとレオンハルトですよね。なぜなのでしょう。
フランとカルディアよりも、深く感じたのはwwwww
レオンハルトむちゃむちゃ素敵よね。
あの、女王に対する忠誠心からくる慈愛たまらない……!!!

あと大変水を差す様で申し訳ないのですが。
フランは一度、イギリス政府に大量殺人の道具としてジクテリウムを使用されてしまったという過去がありますよね?
なのに、なぜ今回の首謀者はヴィクトリアかもしれないと疑わなかったのでしょう。
「このままだとテロが起きちゃうよ!」と直談判しにいったのでしょう。
この辺りが結構????でしたね。

どう考えても、裏で手を引いているのは、というか、事情を知っているのはヴィクトリアなのに……。
その道の「一流」が揃っているはずのルパン一味……なのに誰もそれに気づかないというのはうーん。
ちょっとな、と思いましたね。まあサンはわかってそうだけど。


・ジクテリウムがあったからこそ、私は今、生きてる

ジクテリウムより上位の物質、それがホロロギウムです。
そのため、フランはかなり初期の段階から、彼女はホムンクルスであり、彼女のホロロギウムがどういった性質を持ち、またどのような目的で作られたもので、どう作用するかということをすべて知っているんですよね。

それでも彼女には言えなかった。
「君はただの入れ物だよ」なんて。
彼は彼女自身がその答えに届くことを望んだんです。
それが彼女の、彼女自身の権利だと思ったんだろうと思います。
それでも、自分がその原型であるジクテリウムを作ったとはどうしても言えなかった。
彼女に、この運命を歩ませてしまった原因の大元を作ったのは、若かりし頃の自分だからです。

それに対し、カルディアは微笑み、彼を抱きながら想いを告げます。

あなたが(ジクテリウムを)作ってくれたから、私はここにいる。
あなたと笑い、あなたと歩み、あなたの傍にいられる。
たとえこのまま私が「怪物」となっても。
「怪物」となる前に死を選んで生涯を閉じたとしても。
これを幸せと言わずして、なんと表現するのでしょう。

吸血鬼種族の死を背負い、後悔と共に歩んできたフランが、彼女からもらった感謝の言葉。
そこで、ようやく、自分が救った存在に出会えたことに感極まって涙を流すところはすごく好きです。
逆もしかりですね。
人を不幸にしてきたカルディアが彼にとっては救いになれたわけですから。
この構図がとても美しく、素敵だなあと思いました。


・ヴィクター=フランケンシュタインの言葉の強さ

ヴィクトリア女王が、イギリスの行く末のためにロンドン市民を犠牲にしようとする姿を見て、フランとレオンハルトは彼女を憂い、最終的に彼女を説得することに成功します。

彼女もまた僕と同じ。逃げているだけなんだ。
イギリス国民はあなたにとってなんだ。
庇護対象だと思っているのならそれは違う。
誰が守ってくれといった。
誰がか弱き市民だ。
何故「想定される最悪の事態」に立ち向かう戦友の勘定に、イギリス国民は入っていないのか。
言われるまでもないことに、イギリス国民は常にあなたと共に皆、戦っているのだ。

最後まで、武力に頼らず説得することによって事態を変化させようとする心意気が、とてもフランらしかったですね。

一方で、フランにはカルディアの胸にあるホロロギウムの暴走をとめるという使命もあります。

ジクテリウムを彼女に投与することで賢者の石化することは止められるというとこが途中でわかってはいるのですが、それでもキスで投与、というのは。
あざとかわいいですねえ(*´ω`*)

刻一刻と迫るタイムリミットと、全世界をチップにした賭け(彼女のタイムリミットと、液化ジクテリウム抽出時間が若干分間に合わない)を前に、彼は何度も繰り返します。

「僕を信じて」

賭けに失敗すれば世界は終わる。
お願いだから私を殺して!!と懇願し取り乱すカルディアに強引に唇を押し当てて……というところがものすごく「乙女ゲ」してて、素敵でした。

彼の言葉を信じずに自害してしまうエンドもあったので、切ないですねえ……;つД`)
好感度……大事……(笑)
それにしてもジクテリウムは気化することによって毒素が致死濃度になるとか、その辺はもうちょっと前もって伏線はっててくれると嬉しいなあ。


このルートはアレスターが女王に対する裏切り者として暗躍しておりますが……あんまりよくわからなかったな……。他ルートなのかな?
あと、女王側が突きつけてくる「条件」が結構……もやもやしますね。

ジクテリウムの所在とアレスターのあぶり出しのためにルパンたちを泳がせるっていうのはわかるんだけど、なんか捕まえてみたり、逃がしてみたり、最後には「ジクテリウムを入手すればお前たちを自由にしてやる」とか言うんですけど……。

……いや、自由て。
ああでもそうか、あれはアレスターがいった言葉だから、何かその「自由」には別の意味があるのかもしれませんが……。
アレスター何者……。




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