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あやかしごはん 犬嶌詠・芹ケ野真夏(あやかし編)感想 [あやかしごはん]



本日は、詠&真夏。
ネタバレ感想でーす☆











★芹ケ野真夏


あやかしが見える、近所の食材屋さんの息子さん。
綴くんのおじさんでもあります。
バイクに乗ってはぶつかってばかり。おっちょこちょいで明るいお兄さんですが「好きな人がいるけどその人を遠くで見守りたい」と寂しそうに語る横顔はアンニュイ。
攻略対象の中ではもっとも精神的に大人のタイプに分類されます。


彼とのお話は「輪廻転生で繰り返す運命」のお話。
約1000年前、藤原真夏という陰陽師だった彼は、ヒロインの遠い前世凛姫と両想いであったのに、当時の帝の勅命によりその愛を別たれ、悲恋に終わった運命を持ちます。
その時に「獏」というあやかしに取りつかれ、どれだけ転生を繰り返しても「どちらかが死に愛が終わる」という呪われた運命にあることをある時知ったこの時代の「真夏」は、凛を守るために、悲しませないために、見守る姿勢を貫こうとします。
しかしやはり運命なのか、2人は惹かれ合い、最終的に獏に命を奪われようとする凛ちゃん。
真夏は自分のせいだと落ち込みますが、凛が必死に真実を知っても真夏を愛そう、生きようとする姿に、運命に立ち向かう決心をします。

……私、こういうタイプ苦手なんです……(´_ゝ`)

俺が愛してはいけない人なんだ。だから遠くから見守ろうと思う、とか言っときながら、もう言動がね、誘っているようにしか見えないんですよ……。
膝枕してほしいな……とか、普通ねだります?

好きになってもらってはいけない、って本気で思ってんの?( ゚Д゚)

言ってることとやってることが矛盾してるというか……。
これで敢えて嫌われるようにしてる、っていうのであれば好きなタイプに早変わりするんですけど、「愛されてはいけない、でも凛には嫌われたくない」みたいな中途半端な気持ちがすべてを滅ぼす、っていうパターンですよね……?
(あれ、こういう大人どっかで見たような……確かあれは星が綺麗な秋だっ……)

あと、この人だけなんで「前世の俺」「前世の私」みたいな話なのかがちょっと……(笑)
たぶん、吟=キツネのギンっていうエピソードを入れるためなんじゃないか、と思えるようなルートですね。吟の過去を描くようなルートになるのかなと思いきや、真冬さんのお話はほぼないし……?

また、獏=1000年前の藤原真夏の弱さがあやかし化したもの、とラストで言っておきながら、現在の真夏が「ギン、久しぶり」と1000年前の記憶を思い出すかのようなシーンがあり、いまいちこの辺りが??な感じはありましたね。
芹ケ野真夏と藤原真夏が、≠でも=でもありうるというこのなんともふわっとした感じで、若干うーん、となっちゃう真夏さんでしたね。

でも、私は個人的に悲恋エンドが結構好きです。
あの、真夏を苦しめないために転生を望まなかった凛のことを知り、彼女を永遠に失ったと知った真夏の慟哭は素晴らしかったです。
興津さんファン必聴、ですね☆


★犬嶌詠

狛犬ツインズの、捻くれてるツンデレの方です。
どんな時もあまり感情を表に出すことなく、クールに装っていますが中身はやはり弟気質。
どこか精神的に脆い印象で「守ってあげなきゃ」をくすぐるタイプです。

彼のルートも謡と同様に非常に王道です。
ヒトの信仰心が薄れはじめた時代に、彼ら狛犬は片目を子供たちの悪戯で潰されます。
その出来事以降、詠は「人間に期待すること」をやめました。
いつも明るく「詠がいてくれるとしあわせ」と笑顔を向ける凛。彼女のことが気になれば気になるほど、詠は「いつか裏切られるのでは」「人間は先にいなくなる(死ぬ)」という不安ばかりを気にして、さらに素直になれなくなっていきます。

それでも凛のそばにいて楽しく毎日をすごしていた詠の目の前で、享楽的なことで有名な天狗が凛を花嫁にと見初めます。
執拗に凛を求める天狗に、何故かわからないけれども腹を立てる詠。
そうした天狗のプロポーズは、凛の態度に比例してだんだんとエスカレートし横暴で卑怯なものとなっていきます。
最終的には「詠と村人の命か、俺の嫁になるか選べ」と究極の選択を迫られる凛。
詠を守りたい一心で、覚悟を決めて求婚に承諾する凛ですが、詠も詠で彼女を守りたい一心で、天狗に襲い掛かるのでした。


天狗さんは半分お遊びなのかもしれないな、というところがこのルートの面白さですね。
現実の「理不尽」さを体現したような天狗に、真剣に受け止め、シリアスに自分の気持ちや、これからを考えて行動する幼い2人がとてもまぶしかったです。

初日の出を見るために、家をこっそり抜け出すシーンとか、ものすごく好きですね。
なんか、こういうところからじゃないですか、恋愛って。
すごく爽やかな恋愛過程を描くなあと思いました。スチルの、ちょっとぎこちない抱き寄せ方もすごく好きです。案外謡とかの方がああいう首元を抱きこむ、みたいなことしそうなのに、詠がやっちゃう、ってとこがイイですね。

まあ、一番素敵なのはやはり梶さんの憎悪がこもりまくった「こいつをお前になんかやるもんか!」などなどの叫びですねえ。
2人がお互いに、詠を守らせてよ、お前の意思なんか関係ない、俺はお前も守りたい、と言い合うところは、本当にもう。

よしよし(*´ω`*)
って感じで、そら、天狗さんもいい声で「興がさめたわ!」っていいたくなりますねえ。

いや、これぞ愛の勝利というか、若さの勝利というか。
そのあとで2人で泣きじゃくりながら、やっぱり好きなんだよおおと言い合うところとかほんと可愛かったですねえ(*´з`)


ただ、グッドエンドなのにラストのラストに「ああ俺、本当はずっと前に死んでたんだ」という涙交じりの一言をぶっこんでくる、この切なさよ。

もう浅葱やらなくてもここまで来たら、もうだいたいは想像ついちゃいますね。
それでも、浅葱で物語を完結さえなければ。

ああ、なんとも切ないお話ですねえ。



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