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あやかしごはん 伊吹萩之介・花蘇芳(人間編)感想 [あやかしごはん]



あやかしごはんの前に。
「幸の天秤」体験版プレイしてきましたー!

(個別感想をご覧になりたい方は飛ばして続きからどうぞー!)



正直、紅花体験版プレイして「うほあ!」ってなってた身としては。

な、なんて、み、短い……!?

さすが、価格設定が安いだけあって、おそらく本編が短いのだと思います。

体験版の部分は完全にプロローグでしかありませんが、雰囲気を掴むだけなら十分かな?
輝(おそらくCV魅皇楽さん)との出会いと、そこから玲人(おそらくCV髭内悪太さん)に復讐を始める計画を立てる、という部分でおしまいでしたね。
たぶん10分もかからないかも……?

まあ、なにはともあれオペレッタさんには期待!期待!です!
それにしてもオペレッタさんは毎度のことながら、キャスティングがお上手ですねえ。
キャラクターに声がぴったりでした。

愛憎に満ちた復讐劇、倒錯した関係……楽しみです(*´ω`*)

それでは。
すみません、R18作品の話をしておきながら、あやかしごはんの感想に参りたいと思います!
萩之介、蘇芳、ネタバレ感想です(゚∀゚)















★伊吹萩之介

明るくて優しい、あやかしが見えないけどあやかしに興味津々の神主の息子さんです。
彼があやかしに興味津々なのは、理由があります。

幼い頃に、妹を身ごもった母親を失っている彼は、不思議な体験をしています。
行方不明になる事故死した母親の遺体。
母の亡骸を確認できなかった萩之介は、母親の死を信じられずにいます。
行くあてもなく、幼い足で探し歩きますが、森で力尽きて気を失う萩之介。
心配した大人たちが萩之介を見つけた時には、彼の横には母親の亡骸が横たえられていました。
しかしそのお腹には一緒に事故にあったはずの妹の姿がなかったのです。

彼の「あやかしに会ってみたい」という発言の裏には、幼い頃にそういう体験をした萩之介は「生きているかもしれない妹」への想いがあったんですね。

そんな彼の話を知っていた凛が、ひょんなことから妹につながる手がかりを見つけ、兄妹を再会させる、というストーリーです。


萩ちゃんのルートは、ぶっちゃけ「なんでそうなった!?」と言いたかったですね(笑)

桜ちゃんの瘴気が暴走する云々の件は必要だったのでしょうか……。

いやわかりますよ。
長年ずっと育てられてきた古本屋のおじいちゃんだけが家族だと思って生きてきたのに、今更兄なんて言われても信じられない、訳解らない!!てなる気持ちも。

わかるんだけど、あそこでなぜ「あやかし化」させる必要があったんだろう……ちょっとあの感じは興ざめしました。
せっかく、萩之介が妹に一目会えて、彼女に何も告げず別れてから、感極まって凛の腕の中で涙するシーンがとても美しかったのに、直後アレ。

若干台無しな感じがしてですね……(笑)

人間としてのままでいいから「兄だなんて信じられません!」って突っぱねて、妹として認められたい気持ちと、おじいちゃんの子なのに、という気持ちで桜ちゃんがぐるぐるする感じを、凛ちゃんが解きほぐすみたいな感じでよかったんじゃないかな……。

しかし。
萩之介自身はものすごく、なんというか素敵な男の子でした。
一見、ハニビさんらしい好青年なのですが、優しいばかりじゃない。
「誰かとごはんを食べるのが怖い」という暗い一面を抱えていながらも、前を向いて一生懸命生きています。

母親を失って、それをきっかけに家族の関係性が変わってしまったことが「食卓」という場に顕著に現れたこと。
そのもう二度と戻らない「家族団らん」の風景を思い、ぼんやりとした不安と悲しみを常に抱えているその萩之介像が、切なくて切なくてたまらんかったです。

それに、あやかしのことを誤魔化すみんなに対しても深く突っ込まないんですよね。彼。
薄々気づいてるはずなのに。
ちゃんと、みんなが話してくれる時を待っている。
「何かをしてくれる優しさ」というよりも「歩み寄ってくれる優しさ」というか。

ラストの、萩ちゃんが泣いてる凛ちゃんのほっぺに手を当てて満面の笑みで向かい合ってるスチルは、ものすごくあったかかったです。
寒そうなスチルなのに……ね……!
よかったね、萩ちゃん、凛ちゃん!!(涙)



★花蘇芳

気まぐれで寂しんぼで甘えんぼ。そのくせに孤高の存在気取ってる猫又さんです。
出生も謎、住んでいる家も謎。いつも学校では昼寝ばっかり。
神出鬼没な彼ですが、知らない間にすっかりぽんぽこりんに居つくようになります。

彼もまた、人間を憎み切れないあやかしの一人です。
飼い猫であった蘇芳は、かつて飼い主であった「オヤジ」に大事にしてもらった記憶を大切に今も生きています。
猫又になった自分をうまく受け入れきれなくて壊れてしまった「オヤジ」に八つ当たりされたことや、そのせいで「オヤジ」に追い出され、帰った時にはその「オヤジ」があやかしに襲われて死んでいたという悲惨な別れ方をしていても、彼は「オヤジの家」を大切に100年以上守り抜いてきました。

そうして、孤独と過去のぬくもりにすがるようにして生きてきた蘇芳が、凛という新たなぬくもりを手にするまでのお話です。

個人的に人間編の中で蘇芳のシナリオが一番ある意味でまとまっていたような気がします……?
一番恋愛として自然なのは謡なんだけれども。

傷つく蘇芳の描き方が個人的にはとても好きですね。
凛が仲良くし始めた先輩が、あやかしに襲われて意識の戻らない状況になった時、蘇芳が嫉妬から彼を襲ったんじゃないか、と狛犬たちをはじめ、凛までもが彼に疑念を向けてしまいます。

だいたい話は読めるんですが(彼が襲ったわけじゃないというのはわかる)「蘇芳は何か知らない?」と最愛の人から聞かれた時の蘇芳の喪失感を慮った上で、そのあとの彼の行動を考えると、なんだか泣けてきちゃいますよね。

大好きな相手から、信じてもらえないのは辛い。
たぶん彼は彼なりに「やっていいことといけないこと」の区別くらいはつくつもりで、それをちゃんと示してきたつもりなんです。
だから、凛ちゃんだけじゃなく、狛犬たちにも信じてほしかったんでしょうね。

疑いの目を向けられてでも自暴自棄になるわけじゃなくて、姿を消した蘇芳がやっていたこととは、「先輩を襲ったあやかし」を追っていたわけなんですから、なんだかほんと、素直じゃないところが泣かせますよね……。

一番好きなシーンは、やっぱり蘇芳が壊れるほど凛ちゃんを抱きしめるところでしょうか。
あそこの凛ちゃんはなんて、素敵で尊いのでしょう。
口数の少ない彼の想いをひとつひとつ救い上げるようにして、彼の百年越えの孤独を埋めるように蘇芳に語り掛けるあのシーンはとても綺麗で美しかったです。

蘇芳に首を締め上げられた後のくせに、ああして優しく抱きしめて「何を怯えているの」だなんて。
人間編の凛ちゃんだからこそ、出てくる台詞ですね。

ラストのベッドで抱き合う2人もすごくスチルがきれいですよね。
謡ちゃんから、エロ猫エロ猫いうて怒られてましたけどwwww

蘇芳はヴィジュアルがとっても好み。
声も、ふたを開けてみれば単なるイケメン声じゃないところにつかみどころのなさがあって、面白かったです。

謡ちゃんもそうなんですけど、あの犬モードな唸り声とか、蘇芳も猫モードっぽい挑発の仕方とか、すごく「らしく」て素敵でしたね。
動物半分、人間半分な感じがすごく出ててるなあって……。

うっとりー。



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