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innocent incest 感想 [その他同人ゲーム]



華アワセも一通り終わったところで。
途中でほっぽらかしていたゲームに戻って、コンプいたしました。

本日はジャケットだけ見て衝動買いしたコチラ。

melt-selfさんのinnocent incestです。



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青年と2人暮らしをする少女が「かつていた街」に帰ってきます。
そのことをきっかけに、青年しかいなかった「彼女の世界」が少しずつ広がりを見せ始めます。
少しずつ変化する日常。
戸惑い、恐怖、また一方で喜びを感じながら、彼女はやがて成長し、大人へと近づいていきます。
それに比例するようにして、彼女の「海」の中に眠る「あの日」の「罪」が呼び起されていく。
そんな物語です。



おそらく好き嫌いは分かれる作品かな、と思います。
私は、面白いとは思うけれども、好き、じゃない、かもしれないです(笑)

……ごめんなさい、複雑なの……!!!

依存関係を描いた作品で、incestという言葉の通り、血の繋がり、家族の繋がりによって「壊れた」また、「壊れていく」感じはとても面白かったです。
そういうテーマやキーワードの、ルートごとのバラマキ方なんかも結構好きです。
うん。

そういう部分ごとに見ると好きだけど。
相対的に面白かったけど。

物語として、あんまり、好きじゃない。

たぶんそれは、このヒロインに共感できる部分がなかった、というのが大きいです。
自己投影してプレイするタイプではないのですが、彼女の心の成長や動きに関して、「理解」は出来たけれども、想像が出来なかったんですね。
攻略対象何名かもそうかな。
「なぜそういう考えになるんだろう」と思った部分がありました。

たぶん彼らの心の動きが、あまりに繊細すぎる……というか。
まさに、イノセントすぎるんだと思うんですよねwww

綺麗ごとだ、というわけではありません。
なんだろうな……私が持ち合わせていない感覚といいますか……。
長野まゆみさんとかお好きなら好きかもしれない、この世界観。
(私が読んだ作品は限られているので一概には言えないとは思うのですが)


この物語は、ヒロインの内面という「深海」を。
何時間もかけてゆっくりとゆっくりと泳ぎ進めていくようなゲームです。

新しい学校。昔の幼馴染との再会。
転校生との出会い。映画同好会という部活動。
先生が進めていくカウンセリング。

なんとなくですが、当事者なのにすべての出来事を「水槽ごし」に見ている感覚です。

そうした感覚はなぜなのか。
どうして彼女はここまで「ひとつのこと」以外にはすべてにおいて無関心を通り越して、無関係そうな振る舞いをするのか。
その謎を、すべてのルートを通りながらひも解いていくこととなります。

ですからどことなく、乙女ゲームという形がとられてはいるのですが、ヒロインである宮野沙耶を攻略しているような気分になりましたね。

プレイヤーは、攻略対象に接しながら、彼女が「頑なに開けようとしない扉」が何かに少しずつ気づいていきます。
それはおそらく客観的にヒロインをみているからなんですね。
そうした、どこか「自明」であるヒロインの気持ちについて、何時間もかけて演出している部分を「丁寧な演出」とみるか、若干かったるいな……と感じるかは、本当に好みかなと思います。

私は後者でしたが、みなさんはいかがでしょうか。

素敵だったのは、伏線回収が丁寧な点かなと思います。
意外と言葉遊びや雰囲気だけで乗り切ってるのかなと思いきや、細かい表現、シーンにきちんと意味があって、トゥルーエンドまで見ると、とっても丁寧に練られたシナリオだなと感じる部分がたくさんありました。
あとびっくりしたのは、これだけちょっと耽美な世界を創り上げているのに、真相がなかなかに「昼メロ」的などろどろしたものだったところでしたね。

それこそがアンビバレンツ!な美しさなのかもしれませんけれども、ね!!

スチルやグラフィックに関しても、世界観にとっても合っていて、儚さや繊細さが表現されていて素敵でした。
ちょっと全体的に、幼いかな、とは思いましたが……それもまたテーマだと思うので、違和感はなかったですね。


なかなかこういう系統のシナリオに当たらないので、十分楽しめました(*^^*)

たまにはいいものですね。
こういう、前情報なんもなく衝動買いするのも♪






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