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あさき、ゆめみし 利光高虎&壱人 感想 [あさき、ゆめみし]





ずっと楽しみにしておりました。
高虎ちゃんからの壱人さま。
高虎ちゃんはなかなかにイイ性格してるから気になるし、壱人さまにおいては、出会い頭に鼻先ぺろりされたところでもうすでにあかりさんは落ちていた(ような気がします)。

……?

そんなこんなで!
ようやく、彼らのルート!!!

この二人の物語は、またひとつ、独立した物語だったので新鮮な気持ちで楽しめました。


それでは!
高虎&壱人、ネタバレ感想です(‘ω’)ノ






☆利光高虎


違う目的で郷に入り込んでいたところに出会う、同じ高校の後輩くんです。
鬼斬りの一族の彼の目的は、いたってシンプル。
殺されただけでなく、奪われた兄の「体」を取り戻すために、壱人を倒すことです。
壱人にひとりで立ち向かおうとする高虎ですが、結果的に呪を受け死の間際に立たされてしまいます。しかし沙耶ちゃんの「血」によって命を吹き返すところから、彼の恋は始まります。

この子。
なかなかいい性格をしていましてですねww

なんていうんですかね。
彼の恋心は、とっても一途で、まるでにわとりママについて回るヒヨコちゃんみたいに盲目といいますか。
この人こそ俺の運命!って決めたらもう、ストレートに気持ちをぶつけてくるタイプ。
でも、それが過剰すぎて、沙耶ちゃんに冗談としかとられない……さらには、そんな風にはぐらかす沙耶ちゃんすらも「先輩、可愛い」と言ってしまえるほどの、ある意味大物サンです。

一生懸命アツいまなざしで、スキあらば攻めまくってくる、年下。
最高です(*´ω`*)

そして、高虎ちゃん、何がいいって。
こんだけ俺のこと好きになーれー、先輩俺に夢中になーれー、な感じでガンガンくるのに鬼の血が祖先である「利光家の血」が純血の「伊織のお姫様」とは釣り合わない、とか古風なこといって、自虐的なこともふっと漏らす。

……この、「普段のアレはポーズなのね……可愛い……!!」ってこっちがなる番がちゃんとあるところに。

きゅん( *´艸`)♡なのであります!!!!

この高虎特有の、言葉の軽さや態度の軟らかさは、こういった古い考え方をしてしまう自分を否定したいんだろうか……と思えてくるんですよね。

鬼でありながら、人に尽くした祖先。
その「人を救うための血」を途絶えさせないために、妖だろうが、人だろうが見境なく血を混ぜ、今まで続いてきた利光家。
そんな血筋を、誰よりも気高く思うと同時に、誰よりもコンプレックスを持っているのも高虎なんですよね。

もう壱人に討たれ、死んでしまっているのに、兄の体を壱人から解放したいがために、わざわざ掟をやぶって郷に入るっていう心理も、この年にしては堅い。
また、皮肉にも壱人の使役鬼である三鬼に、実は「命を助けられた」と知ると、その恩を義理堅く守ろうとするところも、武士みたいでですね。

いい意味でも悪い意味でも、そういうちょっと前時代的な思考と、今の若者的な態度、アプローチにギャップがあって、とっても素敵な男の子だなあと思いました。


お話としては、彼らの願いであった千方を約束通り「解放した」ことから三鬼を仲間に加えて、沙耶、高虎をはじめとしたメンバー全員で、壱人が黄泉路を開くのを阻止して結界を張るというものです。
しかしこのルートの主題は、兄の体をのっとった壱人を高虎が討つ、というところにありますね。

壱人も壱人なりに、いろいろと理由があるのですね。
彼の半身である「ふたば」にもう一度会いたいけれど、ふたばはもうこの世にはいない。
でも自分は死ねない体で、向こう側へいくことすらできない。

だから、ナオヒとして力を持ってる千方を紫文から盗み出して、甦らせ。
黄泉路を開けて、「この世」を「あの世」にしてしまえ、と、願ったのかな。
そう考えると、彼の行動もまた「ふたば」への愛なのですね……。
やっていることはとても惨いし、酷いことなのですが。

そんな壱人を高虎が斬り、沙耶ちゃんが祓った後のシーン。
あそこの、少しだけ意識を取り戻したお兄ちゃんが高虎を呼ぶ。

「たぁくん」という声。

壱人の、低めのざらついた細谷さんのお声をずっと聴いていたから、思わずあの、あったかい、優しい「たぁくん」に、ほろっときそうになりました。

東雲さんが挙げたあだ名候補で「たぁくん」だけは真顔で拒否したのはやっぱりこういう理由があったんですね。

死んでしまったはずの兄の魂を、最愛の人と共に、天に送り出す。
そんな優しい奇跡のような時間。
高虎が涙をこぼしたりしないところが、ものすごく切なかったです。
開口一番に、年若い高虎に利光を継がせてしまうことを謝るお兄ちゃんは、なんて出来た人なのだろうと思いました。

ま。
こんな素敵なシーンをあっさり台無しにするのはBADENDですがね!!!
……あんな最後、壱人むごすぎるわあ……( ゚Д゚)!
お兄ちゃんのフリして近づかせといて、ぶすり、みたいな(涙)
今度は、高虎に乗り換えるのかな……体……おおこわ……。


高虎は、彼らの命を助けるために結果的に沙耶ちゃんの使役鬼となった三鬼への嫉妬心がむき出しになってからが本領発揮でしたね(笑)

最初のころの、「先輩は俺が(以下略)」と、がつがつくる感じもすごく好きなんですが、想いが通じ合ったのに、沙耶ちゃんが三鬼の面倒ばかり見ているので「やっぱりあの鬼邪魔だな……」と刀に手をかけるところとか、風鬼にいちいち八つ当たりするところとかすごく可愛かったですね(笑)

うーん♪
わかいのうー♪
かわいーのーう♪

水鬼と金鬼とガールズトークするところも好きです(*^^*)
この作品、鬼がみんなかっこ可愛いですねえ……!
サブキャラまでオイシイですわあ!!




☆壱人

正直、カガチより壱人をがっつり攻略したか(以下略

いや個人的な好みなんで、この辺はね……!!

高虎のとこでだいぶいろいろ書いてしまったので、彼についてはGOODエンドの感想を。

非常に短い中でのお話なのでアレですが。

高虎ルートを経ての、あの「解決方法」はちょっと震えますね。
高虎ルートで主であった壱人に自害させられて(あそこの壱人はかっこよかったー!)瀕死の三鬼に、血を垂らし与え、主を「書き換えて」みせた沙耶ちゃん。

その「書き換え」を、壱人に殺される寸前にやってのける……という。

……沙耶ちゃん、惚れるわー(*´ω`*)

壱人が惚れるのもわかる気がする。
ただ「手段」として壱人をそばに置くことを決める沙耶ちゃんの決意はかっこいい。
いつ裏切られるかもわからないのにね?

こういった供物の血を持つ私さえ我慢すればいいというような、自己犠牲の精神は偽善的なのであまり好きではない感じに落ち着くことが多いのですが、これはとてもよかった。

あなたは私からは逃れられない。
こういう血の使い方だってあるってことを教えてあげると、同じ「血」に翻弄されるならば生きることを選ぶ沙耶ちゃんが好きです。

でもやっぱり壱人の「孤独」を感じ取ったのかな。
沙耶ちゃんもある意味で天涯孤独の身だからなあ。
壱人に会うたびに、そういう異質さ、異端さを噛みしめる部分があったのかもしれませんね。

郷のことを解決して、退魔師となる沙耶ちゃんの傍には壱人。
かつての真っ白な自分を思い出して切なくなったりもするけれど、立ち止まることすら、思い返すことすらさせてくれなさそうな壱人を見ていると、これはこれで、沙耶ちゃんの支えになっているのでしょうね。

うーん。
甘辛い感じが素敵でした。

忠実な狂犬を従えた沙耶ちゃんは、どこまでいくのでしょうね……(*´ω`*)
こうして切なくなった夜には、飽きるほど壱人に好きだよ、といってもらうのかしら……。

うらやま……。www





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