So-net無料ブログ作成

あさき、ゆめみし 伊織愁一郎 感想 [あさき、ゆめみし]




かつて、こういうお兄ちゃんキャラに萌えたことがあったろうか……!?

私、幼馴染系とか、異母兄弟とか従兄弟とか、あんまりささらないことが多いんですけど。

愁ちゃんだけは――別なの!

愁ちゃん、いやもう愁たんと呼びたい。
ものっすごく可愛かった……です!

あと、虚空もすごくいい味だしてますよね。
ねーばねば♪と食事にこだわる様がなかなかに可愛らしくて……!!
童子様♪


それでは、伊織愁一郎、ネタバレ感想です(‘◇’)ゞ












愁一郎は、紫文の退魔師です。
彼は、壱人という鬼が盗み出した「千方の首」を奪還する任務のために、無理やり郷に乗り込んできます。

また、沙耶ちゃんと全く血の繋がっていない従兄弟であり、2年前に伊織の家に沙耶ちゃんを置いて出て行ってしまったまま郷で再会するまで連絡すらよこしてこなかった沙耶ちゃんの「お兄ちゃん」です。

沙耶ちゃんも伊織にもらわれた子ですが、愁一郎自身も父親の非嫡子です。
伊織の家の血を途絶えさせてはならない。
そんな掟に従って、奥さんとの間に子供が出来なかった愁一郎の父は外で子供を設けさせられます。
その子供が愁一郎です。
非嫡子であっても退魔師としての才があった彼は、実の母親から離され、伊織の家に入ることになります。

そんな、なかなか複雑な家に育った愁ちゃん。
伊織の「個」ではなく「家」を大事にする掟に縛り付けられるのは嫌だと反抗心を隠さず、荒れ、伊織家らしくない退魔師として成長していく愁一郎。
しかし、皮肉にも愁一郎のささくれた心を癒してくれたのは「伊織の退魔師の血を濃くするために」自分の許嫁として連れてこられた沙耶ちゃんだったのでした。


正直、このルート。

最初から相思相愛だし、なんの問題もなくない( ゚Д゚)?

とは思うのですが(笑)
愁ちゃんには愁ちゃんなりの葛藤があるんですね。

愁ちゃんルートのテーマは「理想と欲求のジレンマ」ですかね。

伊織家に利用された沙耶を、伊織家の自分が感情のままに、恣にしていいのか。
「守る」のではなく、「殺す」ことでしか力の使い方を知らない血塗られた自分が、沙耶を幸せにできるのだろうか。

自分に自信がないから、沙耶を愛しているとは言えない。
でも、他のヤツにやるのは惜しい。
でも……を永遠に繰り返して。

もやもやしたまま。「幼馴染のお兄ちゃん」ポジションで甘んじたまま。
綺麗な想い出のまま。いっそのこと手離してしまえ、と……いう。
なんとも面倒くさいお兄ちゃんでした(*´Д`)

愁一郎に使役している虚空が、逐一発破かけてくるの、わかるわああwwww

もういい加減、腹くくらんかい!!!(笑)
っていうねwwww

伊織の家に革命(笑)起こすために水面下でいろいろやってるらしい愁ちゃん。
このまんま、家長継いで、沙耶ちゃんお嫁にもらって、二人が新伊織家の礎となってやんぜ!……くらいの男気を見せてください(‘ω’)ノ

……そんなの愁ちゃんじゃないって?

うん、私もそう思うー!!!(笑)

こうしてぐじぐじ悩んで、いろんな人に「いや、あんたが沙耶ちゃん大好きなの、自明だから」ってからかわれて、沙耶ちゃんとのことを前向きに善処するとこが可愛いんじゃにゃいかー♪

冗談はさておき。
あまりに強い、攻撃的な力を持つ愁ちゃんは、いつ「退治される側」になるかわからない危うさをもっている。
そこがちらちらっと伺えるところが萌えるのですが……おそらく、自分自身ですら信用できない自分を、自分より大切な女の子の傍になって置けない、ってことなんでしょうね。

うーん(*´ω`*)
あいですな。


……それにしてもほんと、沙耶ちゃんは男前。
いつでもウェルカム状態だもんね。
愁ちゃん受け入れ態勢万全(笑)答えを急かすんじゃなくて、ちゃんと愁ちゃんが自分自身を説得するのを待ってるところが本当に素敵。

たまには涙をこぼしながらもね……!
健気。


お話の最後は、壱人から千方の首を取り戻し、その「世の権力者に力を悪用される」という輪廻を経つために千方を祓い、最後には壱人が首を媒体にして千方を甦らせて開こうとした黄泉の門をみんなの力で閉じる、というものでした。

ラストはなんだかあっさりしてたけど、何年もすれ違いを繰り返してここまで来た二人には幸せになってほしいですね♪

バッドエンドも素敵でしたけどね。
愁ちゃんと虚空が人柱となってしまうやつです。
……銀世界で身重な沙耶ちゃんが帰らぬ人を待つ……というのは綺麗だけれども切なかった。


愁ちゃんのお気に入りシーン。

愁ちゃんの傷を看るところからの、過去回想、小さな沙耶を刃から守るシーンが地味に好きです。
愁ちゃんにとって、沙耶はたった一人の「家族的存在」なんだなあということがよくわかるワンシーンですね。
そんな幼いころから、沙耶のことだけを見て、沙耶を守ってきたんだなあと。

なのに自分の愛に自信のない愁ちゃんが祇王に「沙耶があんな風に優しく育ったのは、他の誰でない愁のおかげだ」と告げているシーンは、じーんときましたね。

あとは、沙耶ちゃんに「そろそろ結婚したほうが……」といわれた時の。
「無理だよ」の声色のやさしさと、その即答具合が……ちょっと萌え。

沙耶ちゃん以外は愛せないのに、沙耶ちゃんを傍に置くことすら避けようとする、という一見複雑な愛情のように見えるけれども、彼の中では一本、なんでしょうね。
沙耶のことを大切に思う気持ちはまっすぐなのに、その想いから派生する行動が複雑、といいますか。
愁ちゃんのムズカシサをこういうちょっとしたシーンに見出すことが出来て楽しかったです。


まあ、なんといっても、いちごのつぶつぶや自動改札機を本気で怖がったり、すぐに酒に飲まれたり、動物には赤ちゃん言葉でしゃべりかけてしまったり、生活能力ゼロだったり。

退魔師としては超一流なのに、それ以外はてんでダメ……という生き物。
可愛すぎましたね(*´ω`*)
こういうのに弱いです……!

両想いになってから急にぎくしゃくし始めたりとか、かと思えば、他キャラにはない包容力をみせつけたりと。
大人だなあと思う一面と、少年のようなあどけなさが残る一面と、そのギャップが愛おしくて仕方ありません……!!

沙耶とのちょっとした会話で。
「……うん」
……という何気ない相槌がすごく可愛いかった、お兄ちゃんでした(*^^*)







nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。