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夏空のモノローグ 感想(綿森楓)☆portable改訂版☆ [夏空のモノローグ]


夏空のモノローグportableフルコンプ!!!!!

いやああああ。
今回は追加されてるツリーピースβがすばらしくかゆいところに手が届く、ってなシナリオ(しかもボイス付)でものすごく楽しめました……!

ほんと、いいですねぇ。

ループもの、といいますか、SF系のADVゲームって結構ありますけど。

中盤で壮絶な展開が待っているわけでもなく。
途中で舞台が変わることもないんですよね、このゲーム。

ただ、あの土岐島市という狭い空間。
そして狭いコミュニティーの中で。

なんて私たちの生きる世界は理不尽なんだろう。

ということを、再認識させてくれると同時に。

部長さんがどこかのルートで言う、

「明日に何があるかがわからないのであれば、せめて。
希望を持って今日を生きようではないか」

という強いメッセージを訴えかけるストーリーには、やっぱり涙せずにはいられませんでした。

本当に大好きなゲームです。

ああ、これこそ、アニメ化してくれないかなぁ。
夏空アニメ化してくれたら、毎回欠かさず見るなぁ、私。

すべてのループをやってほしいなぁ。

そして、最後はもちろんあの、全員で空を見上げるシーンで終わってほしい。

……という、願望をここに書いておこうwwww


では!
ネタバレ感想改訂版でーす☆

(以下、portable発売前の感想です)



綿森さんを見ると、涙がとまりません!!

ぐずっ…!!!

綿森さんルートといいますか、どちらかというと重きは真相ルートです。

「まだ君は知らなくていいよ」
とやさしく言ってくれていた、これまでですが。
ついに「真実が知りたいかい?」と……!!


さてさて!
ここからは完全な、このゲーム自体のネタバレなので、プレイさせる予定のある方は、ご注意ください!!





うーん、本当に驚きました。

1日ループの外側に、まだ1年ループがあった、とか!!
(しかも1年は記憶が保持されていないから、気付かない!)
葵ちゃんは、もうこの記憶を失ってからの一年を、何千回もループしている、という衝撃の事実。
その何千回のループの中に、7月29日の1日ループがはさまっている、という恐ろしい構図。

しかもこの1年ループ、起こしているのは葵ちゃんだと。

30年前のツリー出現については、綿森さんが「今がずっと続けばいい」と願った結果、出来てしまったツリー。しかし作った調本人の綿森さん自身が繭に閉じこもるようにして、ツリーに取り込まれて、ループは発動されなかったんです。
そして、1年前葵ちゃんが現れて。
「今の幸せがずっと続けばいいのに」
そう、願うんですよ。……そう、あの木野瀬くんと待ち合わせしている、あの時に。

葵ちゃんと綿森さんはとても「似ていた」ので。
ツリーは葵ちゃんを綿森さんと間違えて、ループを発動させてしまう、というのが真相です。

しかもツリーは独自の時間軸をもっており、もうそれが限界にきている、ということも教えられます。
ツリーが壊れたら、もうループは戻せないよ、ってことですね。

えっ?ええっ?ってなりました。

なんとなく、綿森さんの発言にいろいろとひっかかってはいましたが…。

てか、すご!
こんな話、誰、考えたの!(笑)

まあ、まず綿森さんがとんでもなく超能力者なのはおいといて。←この部分についてはちょっとひっかかるけど、SFファンタジーだからなぁ!まあ、でも新人類だったわけですよ、綿森さんはね。結局は人為的に作っちゃった、という部分もあると思うしなあ(独り言)


そして綿森さん。唯一の、1年ループに気付いている人物、なんです。

綿森さんの過去。
小さい頃から、未来が予知できて、親から気味悪がられていた。
いつも一人だった子供時代、ある日未来予知を極秘で研究している国立の研究所へと連れて行かれます。いろいろ手術を施されたり、実験をされたりしたが、家にいるよりはみんなと仲良くなれて楽しかった、とそれなりの生活を送っていた彼。
しかし、ある事実がそれを一変させます。
綿森の力は、予知能力があるのではなく、「望んだ未来を現実にする力」。

あらゆる可能性を、自分の希望へと収縮する力をもっていることがわかるんです。

人類を滅亡させようとおもえば、それが可能になる。
人にはあまりある力に恐れた研究所員たちは、彼を監禁。そしてずっと眠らせておくことにすることにします。彼を番号で呼び、コードネームは「パンドラ」。


だんだんと、彼が覚醒している時間がとても短くなっているのを感じる綿森。自分の望んだ未来を選択できる力は、まだまだ未熟で、彼自身もうまく制御できないでいました。だからこそ、監禁されてしまいました。しかしこのままでは殺される、命の危機を感じて、逃げ出します。
打たれそうになる催眠剤を、ブドウ糖にその力で変えて。

そしてその逃亡中に、沢野井部長のお父さんに出会って、彼の運命を変えます。
大事に思っていたものなんてなかった綿森に、大切な友人が出来るんですね。

……ここの友情がはぐくまれてく様子が、おまけ小説(ツリーピース)にあるんですけど。

なんでおまけまで、こんなに泣けるんだーーーー!!!!

と、いう。

……やっぱり沢野井&綿森→アッシュ&英二(バナナフィッシュ)を思い出させるよ……!!
こういう、男のコ同士の、強い友情ってダメです……弱いです、こういうのに。

「僕は友のために命をかけても惜しくはないぞ!」

という沢野井の頬に手をあてて。

「僕だって(友達に)命をかけても惜しくはないんだよ」(だったかな?)

もう、この一文で、涙腺崩壊。



そして、二人の逃亡劇も長くは続かず、大切なものを失われることを、奪われることを心から恐れた綿森が、ツリーを出現させ、時の檻に閉じこもってしまいます。

それを見て、沢野井父が「科学者を甘くみるな!いつかそこから引きずりおろしてやるからな!綿森楓!」と泣きながら高笑う姿……に、もう泣けて泣けてしょうがなかったです……。


今、打ってても泣きそうになるわ、ホンマ。

ほんと、健太郎あっての、宗介なんだなぁと思いますね。
このツリーピースを読むと。

本当に、まっすぐで、飾り気のない優しさを持つ天才。

沢野井親子が大好きです。

あ、話がずれた。

で、綿森さんからそうして、真相を教えてもらいます。

葵ちゃんが明日を望まない限り、明日はこない。

で、その根本的なところから解決していくのがこのルートです。

お母さんとの確執や(仲良くしようとして花を贈ろうとして、葵ちゃんの勘違いなんだけど「娘を他へ預ける」とかいう電話をきいちゃって、失意のところを綿森になぐさめられるシーン、切ないけど素敵だった……!でも、ちゃんと母娘の関係は修復されるんですが)、クラスメートへ溶け込もうと第一歩を踏み出したりするたびに、褒めてくれる綿森さん。

まあ、ループしちゃうから状態はまたもどってしまうんですけど、ね。

このお母さんと和解するシーンは、本当に泣けますね。
若いプレイヤーの方が多いでしょうし、ほとんどの方がきっと娘側からこの物語に共感するのでしょうが、人の親である私は、お母さんの気持ちがすごく、すごく伝わりました。

お母さんである前に、やっぱりひとりの人間なんですよね。
「葵を返して!」と娘に言ってしまった気持ちは、ものすごくよくわかります。

愛して、愛して。

その人生を賭けて育ててきた娘が、まるで他人のように自分を扱うなんて、耐えられないと思います。

どうして私のことすら忘れてしまったの、という絶望感は計り知れないと思います。

それでも、一生懸命心に折り合いをつけて。
葵ちゃんの立場になって考えて、考えて。

そして、最終的には、私を母として愛してくれなくてもいい。
いつか、他人として離れてもかまわない。

それでも、今はそばにいて、彼女の幸せを願いたい。

なんて。

あの、葵ちゃんが「お母さん!」と勇気を出して呼んだときの、あの。

「お母さんって、呼んでくれるの?」

には、今思い出しても、目頭が熱くなってしまうのでした……。


そうして、葵ちゃんは学びます。
ほんのささいなひとことや努力が、明日を素晴らしいものに変えていくことに。

そして、ループを終わらせる決心をします。
実は自分がループを起こしていること。
そして、1年ループのことも話して、今度は記憶を保持せず1年前に戻ること。

みんな記憶がないまま、ばらばらに一年をやり直すこと。




で。


ループが終わるまでの間、綿森さんを科学部に迎え入れて(名誉科学部員というのに笑ったw)みんなでいっぱい騒ごう!そして、明日をむかえよう!という結論に至る部員たち。
なんて楽しい7日間……!!心から笑ったのは久しぶりだよ、と綿森。
あの、ホームラン後の楽しそうな綿森さんの笑顔は……本当に、せつなくなります。

きゅんってなりますね……。

そして。感動的なのは。
トリをつとめる部長の、非科学的な挨拶。

「我々がここで培った絆は、そんな確率になど負けはしない!」

新たな未来で科学部が結成される確率は10分の1。
そのことに対する発言何ですが。

もうたまらなく泣けましたね。


そして明日を迎える時間になった時、部室に綿森さんはいなくて。

そう、ずっと前から「え、じゃあ綿森さん、どーなるのよ。だってツリーの時間軸ってさぁ……」とか思ってたのがついに……、ついに、です……。


理由を部長に聞かされてツリー広場に走る葵ちゃん。

そう、綿森さんだけは……明日をむかえられない……!!!(号泣)

綿森さんはツリーに等しい存在なんですよね。
本当の時間軸での「1年前」に戻る時、そこにいるべき存在ではありません。

そして、ツリーの下で。

「僕のために、お願い」

と、明日を望んでほしいと、綿森さんに優しく諭される葵ちゃん……!!

綿森さんの存在を消すことになっても。
「明日」には綿森さんがいなくても。

明日はきっといい日になる。

「ありがとう。君のことが大好きだったよ」

そう、後ろから葵ちゃんを抱きしめながら、ツリーの光に溶けていく綿森さん。

うわぁぁーーーーん!
もう号泣です。

岡本さんのあの、せつない声は……ホントすごい。
もう、もう、もうどうしていいかわからないくらい、泣きましたよ、ほんと。
なんで綿森さん幸せになれないのよ!!可哀想すぎるよぉぉぉ!!

って思っていると。

ちゃんと「可能性の収縮」は行われるんです。
新しい未来で。

綿森楓という存在は、高校3年生で編入してくるんですね。
科学部に入部しているんです。


そしてラストを迎えてから。
メニュー画面に戻ると、制服姿の綿森さんを含めた全員が、空を見上げている絵が出来上がる。


ちょうどラストCGみたいに。


あーー!もう、ちくしょう!!!
なんてニクすぎる演出なんだあぁぁぁ!!

とカガハルばりに叫びました……!

最後まで泣きっぱなしの、綿森ルートでしたねw

あと、このルートは沢野井が正真正銘の天才だということを証明してますよね。
というか、お父さんを救おうとしているのが、本気だったってことも裏を返せばわかるので、ものすごく。
ものすごく、あの沢野井ルートの彼の最終的な選択を思い出すと泣けちゃったり……。

LRCと称して、バカ騒ぎみたいな感じだけども、ちゃんと葵ちゃんの心をいろいろと揺さぶろうとしていたり、綿森楓、という名前を出されても、知らぬ顔して葵ちゃんを泳がそうとしたり……。

本当に、沢野井ってすごいヤツだなぁと、綿森ルートをやってさらに実感。

うーん、やっぱり名作だなぁ。

また、夏に、ちょこっと回想しようっと。


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