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夏空のモノローグ 感想(篠原涼太)☆portable改訂版☆ [夏空のモノローグ]

もうだめ…!!!

頭、イタ。
泣き過ぎた…ww

レビューに夏にプレイすべし、と書かれている理由がものすごくわかります。(初回プレイ時の感想です)
ものっそい、さわやかに泣ける。
もう、とてつもなく爽やかに泣ける……!!!!!

夕立ちのあとの、雨のにおいが残る中でこの切ないエンドを迎えるとか、最高のシチュエーションです。


そして、CZやってる方はいろいろデジャヴな単語や、デジャヴなシチュエーションがあるかもしれません、が!(CZのが後なんだけどねw)

キャラ萌えはCZ、シナリオは、内容というより丁寧さは、夏空の方に軍配があがりそうですな…!!
なんとなく!!効果やBGMは同じくらい素晴らしい……!!
夏空はキャラ萌えに重点を置いてない、めずらしい乙女ゲだと思いまする。


そしてコレ。
周回重ねるごとに、薄く、薄く、シナリオが変わっていくんですよ!?
なんですか、コレ!!

もうまさに私、ループしてるんですよ!!
そして、それらループの「違い」をちらちら。
気付かせてくれるあの、綿森さん(隠しキャラ)の声の、やさしさ!!

…………!!(声にならないw)

この岡本さん、好きすぎる!!!
このゲーム、個別ルートに入ってからの畳み掛け方が、半端ない!

なんでこのボリュームでここまで泣けるのか!!
それが不思議…!!
そんなに長くもないのに!

テキストスタイルが独特。
ちゃんと計算されてる。
どういう風に読むと、感動を喚起させるか。
言葉の選びもそうだけど、文章バランスとか、量とか。
さすが。

……たまに誤字脱字あるけど。(そういえばCZのあの誤字脱字オンパレード、PSPで直ってるといいな)



それではここから先はネタバレです☆


素晴らしかったです。
もう、泣きました。
今でも泣けます、うううっ。

彼がどこか壁をつくっていて、他人と距離をおきたがる理由。
毎日、繰り返すループの中で同じ本を読んでいる彼の姿。
(今思えばあの本の題名こそ、ヒントでしたね。「失われた日々の記憶」なんて、痛々しいです……)
同じことを繰り返す彼の台詞に。

まさか…!!!!!!

と葵ちゃんと時を同じくして、悲鳴をあげそうになって。
――そのことはやはり現実なのでした。

先天的な記憶障害。

しかも、人物の基本的情報とか、日常的な知識とかはOKで、思い出だけがこぼれおちていく。
そういう記憶障害、確か萩原さんの本で一度読んだなあとふんわり頭のどこかで思い出しました。
さらに彼の場合、事故によってその進行が早まります。

どうして自分だけがこんな目にあわなければいけないのか。
どうして、どうして。

いつか時間はみなを、すべてを連れ去ってしまうのだろうか。
一人だけ。
僕だけを残したまま。

再プレイをして。
周りとつじつまを合わせるために彼がとっている「メモ」でやっぱり泣きました。

ラスト、つまり7月28日に残されていたメモ。
あの「どうか」には、どれほどの想いが込められていたのでしょう。

どうかどうか。どうか。神様。

病気が治ることを祈るのか。
それとも、いっそのこと終わりにしてほしいと願うのか。
孤独を感じない心を欲するのか。

いずれもきっと。幾度となく願ったに違いありません。

願って。
願って。
泣いて。願って。
願い疲れて。

そして。
真実を知った葵ちゃんに、諦観しているかのような薄い微笑みを向けるのです。

その悲しさに。
その、寂しさに。

画面のこちら側の私までが、世界の理不尽さを呪うのです。


篠原が、図書館で偶然あった友人に、懐かしそうに声をかけるシーン。
しかしその友達は彼の病気についていけなくて、友達であることをやめてしまった人でした。
友達だった記憶で、とまっているんですね。篠原の中では。
でも、彼のよそよそしい反応で気がつくんです。
またなにか大切なことを忘れていると。

そして、さらに次のループでは、そのことすら。
忘れたことすら、覚えてないんですよ。

「友達でいることに、耐えられなかった。あなたも深入りしない方がいい」
かつてのお友達に、そう言われた葵ちゃん。
最初はピンとこないんですが。

「二人は仲良し計画」で、だんだんと親しくなって。
砂浜で好きな人に側にいてもらえて嬉しいと口を滑らせて、告白されて、気持ちを確認しあって。
記憶がなくなってしまうなら――と。
忘れられない思い出をたくさんつくろうと、デートをした記憶も、詩について月を見て語り。
海を見ながら、語った波打ち際に打ち上げられた瀕死のクジラについても。

そのすべてを忘れてしまう篠原を見て、現実を突き付けられます。


篠原は篠原で、自分が忘れてしまっていることを、葵ちゃんの言動で気付くんですよね。

なんて悲しい。
そしてなんて切ない。

愛する人が、自分との思い出をきれいさっぱり忘れてしまうというのは、どれだけ悲しいことでしょう。
そして。
大切なことを忘れてしまったという事実を。
愛する人の悲しむ顔で、まざまざとつきつけられるというのは、どれだけ辛いことでしょう。

それならば、いっそのこと「愛する人」なんていなければいい。
そう考えてしまう篠原の気持ち、きっとこれっぽっちも理解できてないと思うけれど、考えずにはいられません。


彼女もまた、1年以上前の過去の記憶がありません。
過去のない葵ちゃんと、明日のない篠原。

やがて、部長がループ停止を解明してしまいます。
二人には絶望の明日が待っているのだ、そのことを、口止めされていたにも関わらず、部長に打ち明ける葵ちゃん。

そして、部長の言われるんですよね。
君のやろうとしていることは、逃げているだけだ、って。

「現実から逃げた先に、幸せは存在しない」
なんて。

沢野井はなんてかっこいいんだろう。
(そんな彼にも、いろいろあるのですが……)

現実を見ようとしないことは、何よりもしてはいけないこと。
そのことを教えられる葵ちゃん。

木野瀬くんにも、教えられるんですよね。
記憶のせいで孤独を感じたことがあるお前が、側にいてやらなきゃ、誰がやるんだ、っていうね。
……ひょっとして木野瀬くんは…葵ちゃんの過去に密接なかかわりがありそう、だな?


そして。
葵ちゃんはもう一度告白するんですよね。

「私が(あなたの代わりに)覚えている。私が篠原君を、明日へ連れて行く」

あの言葉に、もう胸が苦しくなりました。

二人で幸せになるために、何をしたいか。
どうして幸せになれない、なんて決めてしまうのか。

篠原の「好きな人を、つらい目に合わせるのはいやなんだ…!」という、あの代永さんの嗚咽。
素晴らしかったです。

もう、もう、もう泣かずにはいられなかったです。
畳み掛けるような台詞に。叫びに。

大切なものができることって、なんてもろ刃の剣なんだろうと。
痛切に感じたシーンでした。

そして、お互いの気持ちを確かめ合って、抱擁キス!(涙)←ここスチルあってびっくりした!!)
二人は二人で生きていくことを選んで、ループ解消に承諾します。

最後の日。
あのクジラがどうなったか、の話を、篠原は思いだします。
自分のぶんまで幸せになってほしい。
その気持ちを込めて、一生懸命瀕死の子供クジラを海へ戻そうとしたと。
そしたら、親のもとへ戻っていったという記憶を。

「思い出を忘れてるんじゃなくて、思い出せないだけかもしれない」
「ずっと待ってる。ずっとずっと思い出してくれるのを待ってる」

最後に残される、一筋の希望の光。
このシーンが、とても綺麗なエンドでした。



……もう泣き通しだ、私!
再プレイでも、泣き通しだ、私!!!

いっつも忘れそうになりますが、前半部分はとんでもなくギャグなのも、ものっすごく泣かせる理由でもあります!!
しかもめちゃめちゃ面白んだよ……!

なに、このギャップ

すご過ぎる。




にのまえジョーさん崇拝しようと思う。私ww
神なる君と、絶対買う。(神なる君とも、秀作でした♪)
そして、7月29日……!!
忘れられない日付になりそうな予感!!

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